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【深淵ホラー劇場:映画界が封印した『G級の神々』】#5 【驚異】『食人族』からの恐怖の遺産! ファウンド・フッテージ映画祭に見るホラーの未来形!

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インワールド・カメラとは何か? ファウンド・フッテージ大解剖!

ファウンド・フッテージ

新たな世代の登場によって多様化したファウンド・フッテージに対し、UFFは該当する映画を識別するために「インワールド・カメラ(仮想世界内カメラ)」という用語を使用している。

「カメラ(もしくは物語の視点)は、映画全体の構成において、ある程度は言及されるか、認識されている必要があります」

エヴァンはインワールド・カメラについてこう定義する。
ではこの新たな定義に沿って我々がファウンド・フッテージと呼ぶ形式をまとめてみよう。

スクリーンライフ
映画内の出来事がモニター内のみで完結する映画。ウェブカメラを通して登場人物たちがモニター上の複数のウインドウごしに物語を進める手法で知られる。例:『アンフレンデッド』シリーズ。

POV
移動カメラを持った人物による一人称視点で物語が進行するファウンド・フッテージを代表する手法。例『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』。

モキュメンタリー
いわゆる偽ドキュメンタリーで、日本では心霊ビデオでお馴染みの手法。例:白石晃二監督の『ノロイ』。

シネマ・イン・パブリック
UFFによって最近追加された分類で、主に公共の場で撮影される劇映画のスタイル。俳優たちは役を演じながら、ランダムに選ばれた傍観者たちと直接交流しつつ物語を進める。
従来の三人称視点で撮影されるためインワールド・カメラ形式に見えないが、映画の構成や観客の視点などから、カメラは広範囲に「認識」されている。例:『Girl Walk // All Day』(2011年)、『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』(2013年)など。

ARG
代替現実ゲーム。例:プロダクションI.Gによる『サーラット・ハッキング・クラウド』。

アナログ・ホラー
VHSテープなどのアナログ感と匿名性を意識しており、例えば唐突に結婚式のビデオや避難勧告の静止画など謎の映像が次々とインサートされ、観客の心理的不安を煽る手法。その匿名性ゆえ、長編映画では『リング』のように劇中映像として効果的に使われるが、『スキナマリンク』(2022年)においては何と全編に渡りアナログホラー的なアプローチが行われる。

ハイブリッド
次項参照

ファウンド・フッテージの新しく古典的な手法! ハイブリッドが観客を翻弄する!

レバノン映画『What Is Buried Must Remain(埋もれたものは埋もれ続ける)』(2022年)は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の亜流ホラーだが、驚くことにカメラの視点は別の視点への境界を自由に行き来してしまう。

この映画はUFFで「ハイブリッド」と呼ぶカテゴリーに分類されている。つまり、インワールド・カメラの枠に完全には収まらない。これらの映画にはインワールド・カメラのシーンに加えて、多くの「伝統的な」撮影方法によるシーンが含まれている。相反する二つの形式が融合するのだ。

『What Is Buried Must Remain』が他の作品と一線を画するのは、エンディングで「ハイブリッド」部分が見事に正当化されている点だとエヴァンは語る。

この手法を用いることで、映画はより感動的に幕を閉じる。余談だが、ファウンド・フッテージの古典『食人族』(1980年)もこの新たなカテゴリーであるハイブリッドに分類される。

配信元: 週刊実話WEB

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