「Fuji3」
頑張り屋のあなたへ、刺激と癒しの一曲を。
「Fuji3」Elle Teresa(2025)
Elle Teresa(エル テレサ)さんは日常のことをストレートに歌っているのですが、彼女の好きなものを好きだと表現する姿に、「自由に自分の人生を選べる力や勇気」を無意識に感じているのかもしれません。『YUKAKO EP』の1曲目「Fuji3」は壮大な旋律のストリングスから始まり、まさに「これからやってやるぞ!」という気持ちになれるようなメロディで、やる気が湧いてきます。なかでも「まるであたし富士山 まだ五合目、」というリリックが特に大好き。「KOBE MELLOW CRUISE」に出演いただいた時は、とても嬉しかったです。
かつて番組制作を担当していた頃、谷間の時期にいる自分を気にかけてくれていた上司に「門上は富士山や。誰も噴火しないと思ってるかもしらんけど、噴火するかもしらん。それに、噴火しなくてもすごいパワーがあるんや。だから自分のことを富士山やと思って、いつかやったる! と思ってみ」と、励まされたことがあって。この曲を聴いていると、ADからディレクターに駆け上がっていた頃の自分を思い出すと同時に「プロデューサーとして素敵な企画をつくり続けたい!」と創造意欲を掻き立てられる気持ちになるんです。なので今、新しいことに挑戦したいとか、自分自身の「好きなもの」を煮詰めていきたいと思っている方にこそぜひ聴いてもらいたいです。きっと新たなものを観たり感じたり、自分自身を癒やすようなヘルシーな旅の気分を高めてくれるはず。
「City Love City Love City Love」
気付かぬうちに一歩外に踏み出してしまうようなグルーヴ感。この曲は「Zepp Osaka Bayside」で開催されたKvi Baba(クヴィ・ババ)さんのワンマンライブで初めて拝見し、衝撃を受けました。出だしから、自然に体が動いてしまうようなグルーヴ感があり、新たな風を感じたんです。Kvi Babaさんの曲はどれもメロディアスで、思わず歌いながら歩き出したくなるような気持ちになることが多いのですが、なかでも「City Love City Love City Love」を聴くと、知らない場所や遠くの場所までパッと出かけたくなるんですよね。
私はこの曲を聴くたび、MVの撮影場所でもあるフランス・パリに行きたくなります。パリは大学時代に友達と行った海外であり、今でも大好きな場所。映画『アメリ』に登場するクレームブリュレの店へ行ったり、『ムーラン・ルージュ』を観て、古着屋を巡ったり。ラデュレの本店でラズベリーマカロンケーキを食べ、『オー・シャンゼリゼ』を歌いながら凱旋門に行ったことを思い出します。当時はWi-Fiのレンタルもしていなかったので、紙の地図を見ながら地下鉄の駅を必死に探したり、街の人に聞いたりしていました。その一方で、とにかくいろんなことを吸収したい気持ちもあって、ルーヴル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥーセンター近代美術館に行ったことも大切な思い出です。
ちなみに私は出張や旅行で東京へ行くことが多いのですが、Kvi Babaさんの曲はそのときのお供でもあります。「駅は九段下で」というフレーズが出てくる「City Love City Love City Love」は、武道館に行く時に必ず聴きますし、六本木にいる間は、「六本木で話そう」というフレーズが出てくる、KEIJUさんとの「backseat(feat. Kvi Baba&tofubeats)」をリピート。Kvi Babaさんは「KOBE MELLOW CRUISE 2025」のヘッドライナーとしてのライブも素晴らしく、8月に開催される大阪城ホール公演もSOLDOUT。いつも一歩外に踏み出すスイッチを押してくれ、新たな世界を見せてくれます。

