6. アタマの大盛り
ライスは並だが具だけ大盛りの牛丼。具をガツガツ食べたい人向け。肉と比べてライスの量が少ないので、濃い目のテイストが楽しめる。
「軽いの」とも似ているが、ライスと肉の比率が違う。2026年2月現在、この「アタマの大盛」はレギュラーメニューとして記載されている。
7. アタマの特盛り
ご飯は並だが具だけ特盛りの牛丼。まさに肉の味を楽しみたい人のための裏メニュー。牛丼を食べるというよりも、ご飯はあくまで旨味要素を作るアクセントのような存在となっている。
2026年2月現在、「アタマの特盛り」はレギュラーメニューとして記載されていないが、店員さんに「特盛のご飯少なめ」「アタマの特盛りで」などと伝えることで可能となりえる。
8. つゆぬき(汁なし)
汁をなるべく減らした牛丼。汁がかかってないので、ホカホカ状態の牛丼が楽しめる。そのぶん味の濃度も薄く、味噌汁が欲しくなるほど。ツユダクは汁を増やすが「牛丼のツユナシ」もしくは「牛丼のシルヌキ」とオーダーすればオーケー。そうすることで、牛肉のピュアな旨味を「塩味控えめ」で楽しめる。さらに牛肉の旨味も際立って味覚に届く。
ここに生卵と醤油をあわせれば完成形となり、牛肉がかなり上品で「わかりやすいテイスト」に仕上がって絶品だ。
9. 赤多め
牛肉の脂身が少ない赤身が多い牛丼。牛肉の赤身が多いので、強い食感を受けるワイルドな仕上がり。
いつもの牛丼では体験できないワシワシ感が強めのおいしさが楽しめる。必然的にかむ回数が増えるので、いつもとは違う深い旨味を感じることができるのも良き。
10. とろぬき
牛肉の脂身がほとんどない赤身だけの牛丼。「赤多め」よりも脂身が少ないため、かなりマニアックな注文であり、あまり注文する人はいない。
かなり手間がかかりそうなので、オーダーに躊躇。
11. とろだく
牛肉の脂身が多い牛丼。プロの吉野屋マニアが「とろだくのつゆだくが最高にウマイ」と言うほど、旨味が凝縮されたジューシー牛丼。
脂身からあふれ出る肉汁とつゆの味は究極のうまさ。しかし、かなりオイリーなのも事実であり、脂っぽいフードをガンガン食べられる若者向けともいえる。
12. ねぎだけ
牛肉が入ってないネギだけの牛丼。ネギしか入っていないので、ヘルシーといえばヘルシー。シャキシャキとしたネギの食感を楽しめるときもあれば、今にもとろけそうなネギのときもある。
煮込みのタイミングによって食感が違う。そもそも吉野家の牛丼の美味しさの要はネギ。肉はなくともかなり満足度が高いネギ体験が可能だ。
13. ねぎだく
具のネギの割合が多い牛丼。牛肉よりもネギのほうが多いので、ネギ特有の甘味を感じるテイスト。
2026年2月現在はネギを追加でオーダーできるので、ねぎだく的な牛丼が容易に食べられるが、肉とネギの比率的に純粋なネギダクとは言えない。
14. ねぎぬき
ネギが入っていない牛丼。贅沢な肉だけの牛丼なので、純粋に牛肉の味だけを楽しみたい人に最適。ややジューシーさにかけるので、あわせて「つゆだく」もオーダーしておくといい。
しかしインターネット上では自称・店員さんから「手間がかかる」との声が出ており、オーダーすることを躊躇しがちだが、はたしてどうなのか。
15. 軽いの
ご飯を少なめにした牛丼。具は完食するが、ご飯を残しがちな人に向いている。プロの吉野屋マニアは「軽いの大盛りで!!」と、高度なオーダーをすることもある。普通に「ご飯少なめで」と伝えても同じである。
16. つめしろ
ご飯を冷ました牛丼。ご飯をどんぶりに入れてから少し待つので、完成するまである程度の時間を要する。猫舌な人には嬉しい裏メニューである。
17. 黄身だけ
生卵から白身を取り除き、黄身だけにしたもの。牛丼にかければ、より濃厚な味わいが楽しめる。コクが深まるぶん、こってり感が増えて後味に影響するが、そのあたりは個人の好き嫌いによって感想が異なる。2026年2月現在、店員さんから黄身を分離するセパレーターを貸してもらえるのでやりやすい。
18. 芯だけ
漬物の芯だけを食べることができる。シャキシャキとした強い食感を感じたいときにオススメだが、2026年という現代社会において受け入れられないオーダーなのは確実であろう。
19. お湯割り
多めのお湯を入れた薄口の味噌汁。味噌汁が濃いと感じている人は、このお湯割がおすすめ。お湯を足すので量は増えるが値段は同じ。特に寒い季節、温かい味噌汁をたくさん飲むと身も心も温まる。
20. 水割り(ぬるめ)
味噌汁に水を入れてぬるくしたもの。量も増えているので味も薄くなっている。かなりマニアックな注文方法らしく、『吉野家』店員も知らない人がほとんどだという。
21. しろぬき(ライス抜き)
牛丼からライスを抜いてもらったもの。「牛皿と同じでは?」「肉だく小鉢と同じでは?」と思うかもしれないが、丼に入った状態で食べられるのはライスなし牛丼のみ。さらにツユダクやツユダクダクにすることも可能であり、そういう点も仕上がりのテイストが牛皿と大きく違い、完全にベツモノである。
ちなみにツユダクにすると、ライス要素がない完全にピュアなツユを楽しめる。
吉野家の歴史が生んだ裏メニューと裏オーダー
吉野家には歴史がある。その歴史とともに裏メニュー・裏オーダーが生まれ、2026年現在も愛されているものもあれば、すでに忘れ去られたものもあるし、消えたものもある。あなたは、どんな吉野家の牛丼が好きだろうか。
ちなみに、吉野家には「牛皿ファミリーパック」「牛鍋ファミリーパック」というメニューも存在する。徹底的に肉を食べられるメニューであり、ガッツリと吉野家の牛肉を堪能したい人に強く推したいグルメである。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
