ルイス・ハミルトンは、フェラーリで2年目となるシーズンの開幕に向けて準備を進めていく中、SNS”LinkedIn”の投稿を更新。フォロワーに対して「好奇心を持ち続けよう」と語った。
ハミルトンは長く在籍し大成功を納めたメルセデスを2024年限りで離れ、2025年からフェラーリに加入した。しかしこの1年目は大苦戦を強いられ、キャリア初の”表彰台ゼロ”でシーズンを終えた。
一時は自信を失ったかのような発言もしていたハミルトン。しかしレギュレーションが大変更される2026年シーズンに向けては自信を取り戻したようで、それが伺えるような投稿も、SNSで発信している。
ハミルトンはフェラーリでの1年目を振り返り、その厳しい1年を学びの機会だったと捉えている。
「1年前、スクーデリア・フェラーリでの新しい1ページが始まった」
ハミルトンはそう語った。
「大きな飛躍であり、多くの学びもあった。F1でチームを移籍するにせよ、自身のキャリアを転換するにせよ、学ぶ意欲こそが最大の強みとなる」
「環境を変えるということは、ハイリスクのコラボレーションや適応力といったスキルの開発に加え、差を埋めるために新しいスキルを迅速に習得することが求められる」
ハミルトンは昨年5月、AIアシスタントの企業であるPerplexity(パープレキシティ)とパートナーシップを締結。この時、自分を高め続けることの重要性を説いていた。今回の投稿にも、その時と同じようなメッセージが込められている。
「オーストラリアでの開幕戦を迎えるにあたって、僕ら全員にとって”仕事”のあり方がいかに変化しているのかを、改めて実感している」
「テクノロジーとAIは、僕らの業界を大きく変えつつある。その変化は急速だと感じるかもしれないが、同時にリーダーシップと創造のあり方を、未来に向けて確立する大きなチャンスでもある。リーダーシップは、変化にどれだけ素早く対応し、進化していく意欲を持っているかにかかっている。僕も1年目にそうした。学ぶ機会を見つけ、それを掴み取ったんだ」
「僕のアドバイス、それは好奇心を持ち続けることだ。伝統的なモノばかりにこだわるのではなく、人間らしさを育むスキルと、スピードアップに繋がるツールに投資すること……そして自分の道は自分で切り開く。忘れられないシーズンにしよう」
今季からはF1のレギュレーションが大きく変わる。この新レギュレーションについては、多くのドライバーやファンが不満の声をあげている。しかしハミルトンは、このレギュレーション変更を自分の味方につけようとしており、テストを終えた段階では非常にポジティブな発言も繰り返している。
ハミルトンの「変化を受け入れ、好奇心を持ち続けよう」というメッセージは、この新世代F1に対する声への反応とも言えるかもしれない。

