最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
『REANIMAL(リアニマル)』レビュー:子どもの目から見た不明確で不条理な世界! 新鮮な恐怖を味わえる今プレイすべき一作

『REANIMAL(リアニマル)』レビュー:子どもの目から見た不明確で不条理な世界! 新鮮な恐怖を味わえる今プレイすべき一作

不明確・不条理だからこそ感じられる新しい恐怖! ホラーファンは買いの一作

先ほど書いた「不明確」「不条理」という言葉は、一般的にはネガティブにとらえられる言葉だろう。だが、ホラーファンの視点から見ると、この2つの言葉はポジティブなものと捉えることが可能だ。というのも、「不明確」「不条理」にこそ、新鮮な怖さが宿るからだ。

たとえば、『リング』や『呪怨』といった名作ホラー映画は、「怖い」ことで有名だ。実際に初めて観たなら、その怖さに一人では夜中トイレへ行けなくなってしまう人もいるほどだろう。

ただ、これらは、名作だからこそシリーズ化されている。シリーズ化によって作品ならではの恐怖表現が繰り返されたことで、恐怖表現も、やがて「そう来ると思った」という「お約束」的表現になってしまう。こうなってしまうと、初見のときほどの怖さはない。

一方で、本作の恐怖は違う。本作は「不明確」かつ「不条理」だからこそ、我々の知る既存のイメージからは想定できない怖さがある。また世界観のみならず、クリーチャーのビジュアルや動きも斬新だ。

だからこそ、「なんなんだ、これは!?」という怖さが味わえるのだ。この新鮮な怖さは、恐怖を求めるホラーファンにとっては、まさにお金を払う価値のあるものだろう。もし今体験しなかったなら、時間の経過に伴い『REANIMAL』的な表現が世の中に出回ってしまうはずだ。

そうなると、今後『REANIMAL』的な表現を味わえたとしても、それが「新鮮な恐怖」ではなくなってしまう可能性があるのだ。つまり、今でなければ味わえない新鮮な恐怖を味わうには、今『REANIMAL』をプレイしないとダメなのだ。

従って結論としては、気になっているのなら「買い」だと思う。ぜひ買ってプレイし、新鮮な恐怖を味わい、考察の楽しさに没頭してほしい。

(文/田中一広)

(執筆者: ガジェ通ゲーム班)

配信元: ガジェット通信

あなたにおすすめ