・ひたすらメンチカツ
それでは、いよいよ実食に移る。このデカさに少しビビりながら、思い切って口に運ぶと……
口の中がメンチカツに支配された。
とにかく圧倒的なボリューム。サクッとした衣の中から、ジューシーな肉汁がジュワッと溢れてくる。味はガッツリ王道のメンチカツバーガーだ。ただ、キャベツの量とメンチカツの量が、ただハンパない。
そしてこのバーガーの味の要は、デミグラスソースかもしれない。濃厚なソースがメンチカツの肉の旨味とチェダーチーズのコクを絶妙に繋いでいる。千切りキャベツのシャキシャキ感が、重くなりがちな味にちょうどいいアクセントを加えていた。
真っ二つに切って、断面を見てみると……
肉汁が溢れそうなほど、ギュッと詰まった肉の層が見て取れる。
断面を見ても、明らかにメンチカツのバランスが勝っている。バンズ、キャベツ、チーズの割合を遥かに上回る、このメンチカツの存在感よ。
そしてもう1つ気がついたことがある。食べ進めていくと、バンズが届かない部分が3分の1以上ある。つまりその部分は、メンチカツだけを味わうことになるのだ。
もはやハンバーガーなのか、メンチカツ定食なのか。食べている途中で一瞬わからなくなる瞬間があったが、それもまたドムドムらしい体験として楽しめた。そして気づけば、アッという間に完食してしまった。
──というわけで、『わんぱくメンチカツバーガー』は見た目のインパクトも味も、ドムドムファンの期待を裏切らない仕上がりだった。“ハミドム” の伝統はしっかりと受け継がれている。
期間限定メニューなので、近くに店舗がある人はぜひ一度食べてみてほしい。ただし「わんぱく」の名は伊達じゃない。口を限界まで開ける覚悟だけはしておくべきだ。
