現地時間9月29日に行なわれたセリエA第5節で、パルマはトリノを2-1で下し、今季初勝利を飾っている。
本拠地エンニオ・タルディーニでの一戦、エースのマテオ・ペジェグリーノが2ゴールを挙げたパルマは、GK鈴木彩艶も安定したセーブで勝点3奪取に貢献。50分のシリル・エンゴンジェによるゴール右隅に飛んだミドルは止められなかったものの、その他の場面では相手の攻撃に対して的確な対応を取り続け、これ以上のアウェーチームの得点を許さなかった。
現地メディアの評価も及第点以上のものとなり、スポーツ紙『TUTTOSPORT』は10点満点の採点で「6」を日本代表守護神に与え、「エンゴンジェのゴールはノーチャンスだったが、その後の場面ではしっかり対応するための準備ができていた」とポジティブに評している。
同採点としたスポーツ専門放送局『EUROSPORT』も、「エンゴンジェには止めようのない右足のミドルでゴールを打ち抜かれてしまったが、その他については、いつも通りの対応で注意深くプレーした」と、ほぼ同じ内容で総括。スポーツ専門サイト『Virgilio Sport』も「6」を付与し、以下のように寸評した。
「すぐに前線のペジェグリーノにボールを繋げる足元のプレーは見事。ジョバンニ・シメオネに対して、素晴らしいセーブを見せた。エンゴンジェの素晴らしいゴールは相手を褒めるしかない。チェーザレ・カサデイの遠距離からの強烈なシュートにも注意深く対応した」
サッカー専門サイト『calciomercato.com』はチーム2番目タイとなる「7」の高採点を付与し、「失点のシーンでは相手選手の妙技の前に成す術がなかったが、日本人GKは前半のシメオネへの対応や後半の2度のセーブなど、幾つか決定的なプレーを披露。飛び出しのタイミングも的確だった」と称賛している。
一方、『TUTTOmercatoWEB.com』も同採点とし、「決定的なセーブで主役となった日本人GKの堂々たるパフォーマンス。前半のシメオネへの反射神経を活かした対応は驚異的であり、後半にはチームのリードを守るために、少なくとも2回の決定的なセーブを見せた。ゴールマウスでの安定感と、飛び出しのタイミングも完璧だった」と、やはり寸評はポジティブな内容に終始した。
パルマの地元メディアでは、オンライン新聞の『PARMA TODAY』が採点こそ「6」止まりとしたものの、「エンゴンジェのゴールは鈴木を責められない。同点としたトリノが攻勢に出た際には、カサデイのシュートに見事な横っ飛びで対応。その後は、幾つかのハイボールへの飛び出しで相手のクロスを封じた」と高評価を下している。
スポーツ紙『SPORT PARMA』は、「シメオネのオフサイドによって、このアルゼンチン人FWの至近距離からのヘディングに対する奇跡的なセーブは帳消しとなったが、観客の拍手喝采を浴びた。後半、エンゴンジェの容赦ないシュートで1-1とされたものの、直後にカサデイの強烈なシュートを止めてパルマを窮地から救い、ここでもファンからは同様の反応が。飛び出しに関しては、常に安定していた」として、こちらは採点も「7」と高かった。
最後に、パルマのクラブ専門サイト『FORZA PARMA』は及第点以上の「6.5」とし、「重要な飛び出しで、守備陣に安心感を与えた。結局はオフサイド判定だったものの、シメオネの至近距離からのヘディングへの奇跡的な対応は見事だった」と、守護神の見せ場を紹介して称賛している。
構成●THE DIGEST編集部
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