『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2026』後楽園ホール(2026年2月26日)
○マスカラ・ドラダvsエチセロ×
離れ業の空中殺法を連発したドラダがエチセロとの接戦を制し、後楽園大会2連戦初日を締めた。
FANTASTICA MANIAは後楽園大会2連戦を残すのみとなった。初日のメインに組まれたのはドラダとエチセロの一騎打ち。ドラダは2023年6月にデビューした2代目。エチセロはCMLL屈指のテクニシャンで、AEWとの2団体所属の実力者だ。2・21高知大会における6人タッグマッチでエチセロが直接勝利しており、ドラダにとっては雪辱戦となった。
ドラダが求める握手に応じたエチセロはグラウンドに引き込もうとしてだまし討ち。ドラダがアームホイップで反撃すると、エチセロは左腕を痛めた様子を見せたが、何事もなかったように丸め込みを連発。トラースキックなどドラダの反撃をことごとく回避し、リープフロッグを狙ったドラダの足をつかんで流れるようにマフラーホールドで捕らえた。
エチセロがアルゼンチンバックブリーカーに移行すると、ドラダは多回転式フライングヘッドシザースで脱出。エプロンから場外への飛びつきティヘラ、トペで飛びついてのアームホイップと離れ業を連発した。エチセロも場外ダイブを阻止してエプロンでのロープ越しドラゴンスクリューで逆襲。スピニングレッグブリーカーを連発するなど足攻めを展開した。
守勢に回ったドラダだったが、トップロープの反動を複数回利しての飛びつきアームホイップで反撃。デスバレーボムで叩きつける。ファイアーバードが不発に終わると、エチセロがコンフーロ(変型旋回式バックブリーカー)で逆襲。場外戦に持ち込んで肩に担ぐや本部席のテーブルに投げつけ、旋回式フェースバスターでエプロンに叩きつける。ドラダを担いで入場ゲート上に登ろうとした。
阻止したドラダは入場ゲート上に登り、ラ・ケブラーダを発射した。コーナー上での攻防も頭突きで制してエチセロを叩き落とし、ファイアーバードスプラッシュを投下。2カウントで返したエチセロはカサドーラで転がすや腕ひしぎ逆十字固めで捕らえる。ドラダが耐えてもエチセロスペシャルへ。ピンチを迎えたドラダは何とかロープにたどり着いて難を逃れた。
ドラダが飛びつき攻撃を仕掛けると、エチセロが旋回式パワーボムで切り返しにかかる。こらえたドラダはカナディアンデストロイヤーを敢行。エチセロも激しい打撃戦から延髄斬りを見舞ったが。ドラダはスピニングレッグドロップですぐさま反撃。すかさずトップロープを渡ってのシューティングスタープレスを発射して3カウントを奪った。
後楽園大会2連戦初日はドラダの快勝で幕。日本のファンに感謝し、エチセロを称えたドラダは「東京の皆さん、愛してまーす!」と日本語で棚橋弘至ばりに叫んで締めた。バックステージでも「闘うために生まれてきた男。エチセロ! 感謝の言葉しかない。プロフェッショナルなルチャドールだ。リングにすべてを捧げることができる人物だ。全力で向き合ってくれて、感謝している。今夜の試合は、忘れることはない」と謝意を表していた。
【ドラダの話】「よし! この日がやってきた。大事な約束の日だった。対戦相手は闘うために生まれてきた男。エチセロ! 感謝の言葉しかない。プロフェッショナルなルチャドールだ。リングにすべてを捧げることができる人物だ。全力で向き合ってくれて感謝している。今夜の試合は忘れることはない。感謝の気持ちはあなた(エチセロ)だけなく、後楽園に来てくれた日本のすべてのファンにも伝えたい。グラシアス、皆さんありがとう。マスカラ・ドラダは日本にやってきた。ソブレース(いくぜ)!」
【エチセロの話】「今夜、これだけは間違いなく言える。今に至るまで仲間を褒めたことなどはない。だが、マスカラ・ドラダ。お前は拍手喝采に値する。その素晴らしさは認めざるを得ない。よく研究したな。若者よ、祝福するぜ。課題をしっかり克服してきたな。俺の動きをしっかり研究してきたな。リング上でしっかりブロックしてきたな。だが、これで終わりではない。また対戦するだろう。AEW、CMLLでも一緒だ。今夜は今夜だ。次はいつでもいいぞ。アメリカ、メヒコのCMLLでも、もちろん新日本プロレスでもいいぞ。望むなら、これ以上のものをお見せするぜ」

