【家族のためにという愛情】
そのあとも美亜(ゴーマン シャノン 眞陽さん)の中学受験のために離れて暮らす外国人の父親役をシングルマザーから依頼されたり、落ち目のベテラン俳優(柄本明さん)を取材する記者役になったり、色々な人物になって、さまざまな問題を抱える人々と接していきます。
依頼人以外はフィリップがレンタルされている “嘘” だと知らない。なんだかだましているみたいですが、よく考えてみると依頼人は「家族に喜んでもらいたい」「子どもの将来のために」「父親に自信を取り戻してもらうために」など、みんな家族を思っての依頼なんです。愛情ゆえのレンタルだということがわかってくるんですね。
【レンタルによって救われる心がある】
フィリップも日本で俳優をしながら孤独だったと思います。でもレンタルファミリーの仕事を通して、みんなそれぞれ心に何かしらの悩みや苦しみを抱えており、コミュニケーションによって、閉ざしていた心をほぐしていくことができると知っていくのです。心を込めて本気で接していく。
レンタルファミリーの仕事はビジネスですが、いっぽうでこれは人助けとも言えるのではないかと思いました。

