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映画『火喰鳥を、喰う』水上恒司×山下美月インタビュー 新しき昭和的怪奇譚に挑む平成生まれのふたり

映画『火喰鳥を、喰う』水上恒司×山下美月インタビュー 新しき昭和的怪奇譚に挑む平成生まれのふたり

水上恒司と山下美月は何を喰う?

——『⽕喰⿃を、喰う』というタイトルにちなんだ質問です。おふたりは、あまり⼈が⾷べないもの、珍味といわれるものを⾷べたことはありますか?

水上 僕、セミを食べたことあります。セミって、うまいんですよ。

山下 え、生きたままってことですか?

水上 いやいや、調理されたものですよ。

水上 なんかの幼虫も食べましたね。あれは美味しくなかった、臭かったです。

山下 なんで食べようと思ったんですか?

水上 何年か前に自販機で売っているのを見つけて、一緒にいた友達とふざけて、タガメを買って食べたの。で、また同じ場所に同じ友達と行ったときに、「今度はセミ食おうぜ」ってことになって、また虫を食べた。1回目がタガメだったから、何でもいける。余裕でしたね。

山下 すごい。私はコオロギを食べたことあります。

水上 コオロギ、うまい! あれって、おかかみたいですよね?

山下 確かに、そうかも。中がミルフィーユ状になっていて、噛むとサクッとするんです。お上品な言い方だと(笑)。

26歳のふたりが執着すること

——本作のポイントは、⼈間の強い執着がもたらす出来事であると考えています。おふたりは、どうしても執着してしまうことはありますか?

水上 執着かぁ‥‥死ぬ時はパートナーに看取ってほしいですね。先にパートナーに死んでほしくない。自分が先に死にたい。

山下 ああ、素敵。

水上 結構みんな思うんじゃない? 僕の母親は逆で、相手を看取って死にたいらしいけど。あと豚骨ラーメンは絶対麺カタメの方がいい。ハリガネとか。

山下 私は何だろう? 急ぎたくない、かな。準備とか本当に急ぎたくないんですよ。ゆっくりしたいんです。これは譲れない。

水上 優雅な朝を過ごしていらっしゃる、と。

山下 誰かに「急いで」って言われても急ぎ方がわからない。どうしたらいいんだろう‥‥。

水上 じゃぁ「急ぎたくない」じゃなくて、そもそも「急げない」んじゃん。

山下 そうですね(笑)。

配信元: otocoto

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