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伊勢ケ浜親方「伯乃富士に暴行」事件が相撲協会を揺るがす事態になる「甘い処分NG」過去の失敗

伊勢ケ浜親方「伯乃富士に暴行」事件が相撲協会を揺るがす事態になる「甘い処分NG」過去の失敗

 元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方が引き起こした暴力事件が相撲界に大きな波紋を広げ、様々な憶測を生んでいる。
 大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付が発表された2月24日、東京・両国国技館で伊勢ケ浜親方が日本相撲協会から事情聴取を受けていたことが発覚した。弟子で西前頭七枚目・伯乃富士への暴行があったという。

 現在、角界に存在する全45部屋で、ともに最多の力士31人、関取7人が所属する巨大部屋だけに、日本相撲協会の対応、処分がどうなるかは大いに気になるところだ。スポーツ紙大相撲担当記者が言う。
「もう本場所が近いのに、伊勢ケ浜親方、伯乃富士の2人とも大阪場所の番付発表当日に現地にいなかったのは異例です。今後、コンプライアンス委員会が処分案をまとめて協会に答申し、処分が下るでしょうが、その結果によっては相撲協会を揺るがす事態になりかねません」

 過去、親方による弟子への暴力事件はたびたび、世間を騒がせてきた。2007年6月には時津風部屋で、17歳の力士が当時の時津風親方(元小結・双津竜)と兄弟子3人に暴行されて死亡。のちに親方は実刑判決を受け、兄弟子3人も有罪判決が確定している。
 有罪となれば相撲協会に解雇されるのは当然だが、今でも大甘だと言われる処分がある。2011年、春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が弟子3人に対し、指導と称してゴルフクラブのグリップで叩く暴力を働いたものの、厳重注意で終わった一件だ。

 これが「正しいガイドライン」ならば、今回も同様の処分で終わるだろうが、これに影を落とすのが「宮城野親方問題」だ。2024年2月、幕内・北青鵬が弟弟子2人に暴行していたこと発覚して引退。当時の宮城野親方(元横綱・白鵬)が監督責任を問われ、2階級降格などの処分を受けて部屋は閉鎖。同4月に師弟ともに、伊勢ケ浜部屋への転籍を余儀なくされた。この処分が引き金となり、宮城野親方は日本相撲協会を退職している。

 これは今でも「協会側の白鵬潰し」と言われているが、今回は伊勢ケ浜親方自ら引き起こした事件。春日野親方と同様の大甘処分では、世間が納得しないだろう。ベテラン相撲ライターはこう話す。
「伯乃富士はある意味、伊勢ケ浜親方や協会にとって、因縁ある力士。かつてのしこ名が伯桜鵬で、元々が白鵬の宮城野親方の弟子ですからね、その力士に手を出したとなると、憶測が憶測を呼んでも仕方がないでしょう。協会も甘い処分を下せば『白鵬の弟子だからいいのか。まだ憎いのか』となりかねない。きちんとした処分が求められますね」

 1月31日に断髪式を行ったばかりで、やっかいな問題を引き起こしたものだ。

(阿部勝彦)

配信元: アサ芸プラス

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