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池袋中華街のガチ中華ランチ食べ放題14軒を全制覇した私が選ぶ「高コスパおすすめ店7選」

池袋中華街のガチ中華ランチ食べ放題14軒を全制覇した私が選ぶ「高コスパおすすめ店7選」

ランチ1000円時代、なんなら1200円時代とも言われる物価高の今日この頃。事実、外食で1200円以上かかることも普通となりつつある。だが、平日昼時、池袋西口北側を歩けば1000円前後で食べ放題の看板が目につく。人呼んで池袋中華街。コスパの世界線が違うと言っても過言ではない。

どんな料理なのか? どんな環境なのか? 入ってみないと分からない池袋中華街のガチ中華迷宮。そんなダンジョンにおいて、2026年ランチ食べ放題看板がストリートに出ていた14軒を全制覇したので、ここにまとめの記録を残したい。

建ち並ぶ雑居ビルの中に別世界が広がる

・ガチ中華ランチ食べ放題には2種類ある

池袋中華街のガチ中華ランチ食べ放題には2種類ある。全てのメニューが食べ放題のバイキングとランチメニュー1品注文で副菜が食べ放題となるミニバイキングだ。前者は16~20品くらいあるのに対し、後者は6~9品くらい。だが、後者も意外と馬鹿にできない。

唐揚げとか豚の角煮とか餃子とかメイン級のパワーを持つ品がミニバイキングに並ぶ店もあるからだ。その上で価格帯は1000円未満と安めだから満足度で通常のバイキングに引けを取らない店もあるのである。

・料理のみじゃない文化の違い

そして、両方に言えることは、日本の飲食チェーンみたいな環境を求めて行く場所ではないということ。例をあげるなら、相席で詰め込めるだけ詰め込んでいくスタイルの店もある。池袋中華街のガチ中華ランチ食べ放題を巡っていて感じた文化の違いは、料理だけでなく環境によるところも大きい。

よって、本まとめで選んだ店はコスパのみじゃなく、日本人である私(中澤)から見た環境面もある程度加味されている。とは言え、日本人の中でもその辺の価値観は人それぞれだから、1回の経験を許容できない人は行かないのが無難だ。冒険する覚悟がある人だけ参考にしていただければと思う。

それではいってみよう。池袋中華街のガチ中華ランチ食べ放題14軒を全制覇した私が選ぶ高コスパおすすめ店は以下の7店だ。

880円で豚角煮食べ放題! 池袋中華街『湘聚・湖南菜館』のランチを食べて感じた「名店のコスパ」/ ガチ中華ランチ紀行:第13回

入門的な店としてオススメなのが『湘聚・湖南菜館(しょうしゅうこなんさいかん)』。まず立地が劇場通り沿いの交差点という池袋中華街の表層にあって、2階だから外から店内が見えるという透明性の高さに猛烈な安心感がある。店内も広く席がガッチリしていて開放感もあるので、ガストくらい入りやすい。

メニューの味もマイルドで万人受けしそうな丸みがある。最安880円からで副菜食べ放題がついてくる週替りランチの安さが魅力だが、食べ放題ラインナップも少数精鋭。豚の角煮が登場することも。

それでいて、最安メニューに炒飯があるのも馴染みやすいのではないだろうか。誠に日本人にとって都合が良い店と言える。まさしく入口。『メイドインアビス』で例えるなら大穴の周辺の街オースである。

【食べ放題1300円】ガチ中華18種以上のビュッフェが1000円台! 中国人が集まる池袋『大豊収』のランチが別世界だった

せっかく池袋中華街に来たからには第一層くらいは見ておきたいという方には『大豊収(たいほうしゅう)』をオススメしたい。数ある中華料理の中でも満州料理を掲げる店で、18種以上のバイキングが1300円で楽しめる。

謎の豆や羊肉など、日本では馴染みの薄い中華料理も並ぶこのランチバイキング。とは言え、唐揚げとか炒飯とか焼きそばもあるので、池袋中華街の中では日本人もとっつきやすい店ではある。ちなみに、肉まんもラインナップされていたんだけど、肉まん食べ放題ってなかなかレアじゃない?

人気店なのでランチタイムは賑わいがちで混んでたら相席にもなるけど、テーブルが大きめだったから個人的には気にならなかった。この辺は人によるという他ない部分ではあるものの、いずれにせよ異文化の風を感じることはできる店である。

「ウイグル料理食べ放題1200円」池袋中華街の雑居ビル8階にコスパの秘境を見た / ガチ中華ランチ紀行:第11回『大新疆』

多種のバイキングの方向にもう一歩踏み込むなら『大新疆(だいしんきょう)』もオススメだ。狭いエレベーターで雑居ビルを8階まで上ると扉の先にあるのはウイグル料理店。平日ランチバイキングは1200円で楽しむことができる。

名物が大鍋のラムスープだけあって、全体的にスッキリ食べることができる味付で、池袋中華街の他の店とも一線を画す食べやすさがある。それにしても、ウイグル料理食べ放題とは……池袋中華街の深さを覗いた気がした店だ。

ちなみに、土日もランチバイキングをやっていて土日価格は1300円。日本の食べ放題に慣れすぎた私からすると、平日と土日でそんなに変わらないところも魅力である。

【食べ放題1155円】ハラール中華・回族料理ビュッフェが1000円台! 池袋『アリヤ清真美食』のランチに中国の広さを感じた

池袋中華街の中でも異色で言うと、『アリヤ清真美食(アリヤせいしんびしょく)』も注目である。店内どころかビルの入口からアラビア語と中国語が入り乱れる独特のオーラを発しているこの店が展開しているのは回族料理。その正体はムスリムのハラールと中華料理が融合したハラール中華である。

ゆえに料理は鶏肉と羊肉が主体。平日限定ランチは1品注文で副菜が食べ放題になるシステムだが、最安の税込1155円メニューにマーラー羊背骨鍋がラインナップされていることに名刺的な何かを感じる。

で、マーラー羊背骨鍋も辛ウマだったんだけど、何より副菜バイキングの充実度が印象的だった。鶏の唐揚げや炒飯、麻婆豆腐などからサラダ、果物含む甘味も揃っていて、おまけにチャイまである。ゆったりした店内で食後まで楽しめるところは女性にもオススメだ。

【780円食べ放題】雑居ビルに隠されたガチ中華『品品香』のランチが池袋中華街最安級だった

続いて、安さという点で踏み込むと、とにかく安いのが『品品香(ぴんぴんしゃん)』のランチである。1品注文で副菜食べ放題がついてくるんだけど、なんと最安メニューは税込780円。ストリートにランチ食べ放題の看板が出ている店を全店回ったから断言できる。ここが池袋中華街最安だ。

一応、780円メニューは日替わりメニューとされてるんだけど、様子を観察していたら3週間連続で酸辣湯麵(サンラータンメン)だったので、酸辣湯麵率は高いと思われる。その味はガチ感が漂っていてスッパ辛いものが好きな人にオススメ。

さらに、副菜も豚骨とか肉料理はあるし、生野菜のサラダもあるしで意外とバランスが良い。安いだけではなく、しっかりコスパの良い店と言えるだろう。

880円で餃子食べ放題! ガチ中華を毎日食べて気づいた、池袋『座・麻婆唐府』のランチビュッフェの独自性

バランスの良さと言うと抜群なのが『座・麻婆唐府(ざ まーぼーどうふ)』のランチだ。最安は880円からと安さでは『品品香』には劣るものの十分安い上に、辛さの中にもコクがある味にはストライクゾーンの広さが感じられる。池袋中華街のガチ中華店の中ではご飯が美味しいのも日本人的には嬉しいところ。

さらに、8品の副菜食べ放題には餃子がある。880円で餃子食べ放題ってそれだけで破格だ。その証拠に、餃子は人気すぎて瞬殺されがち。

ちなみに、この餃子、噂によると瞬殺でなかなか追加されないパターンもあるらしい。私は大体11時30分~12時くらいに行っているので今のところ普通に追加されているが、そういうアバウトな点もガチ中華の魅力の1つ。可愛げである。

【食べ放題1210円】池袋中華街の「太陽城」がディープすぎる / 1000円台ランチビュッフェに焼烤が並んでるの初めて見た

最後は、池袋中華街最果ての城『太陽城』だ。飲食の中心地である西一番街を大きく外れた「へいわ通り」の奥に佇むこの店。仰々しい名前はドラクエのクライマックスダンジョンみたいだけど、税込1210円の平日ランチバイキングに入店してみたらお宝に出会った。

バイキングに焼烤(シャオカオ)が出てきたのである。中国版の焼き串料理である焼烤は、池袋中華街では名物みたいに看板に掲載している店もあるけど、1000円台前半のバイキングに並ぶのは初めて見た。

まあ、焼烤については前述の可愛げだけど、バイキングのラインナップも十分整っている。特に海老と豚の豪快な使い方に中国を感じた。そんなこの店は東北(とんべい)料理専門店。冒険の醍醐味を感じた店であった。

──以上、7店舗だがいかがだっただろうか。個人的には友達と王将に行くくらいのノリでフラっと入るなら『湘聚・湖南菜館』、ディープな雰囲気を味わいたいなら『大新疆』『アリヤ清真美食』『太陽城』、コスパの良さを求めるなら『品品香』『座・麻婆唐府』『大豊収』というイメージである。

ストリートを歩いただけでは実態がよく見えない池袋中華街の店。だが、建ち並ぶ雑居ビルの中にはガチ中華の花が開いている。池袋中華街でのランチの参考にしていただけると幸いだ。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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