もしかして、昔やっていたキャンペーン情報の話なのではないか?
魚べいの99円ラーメンの存在を知ったときは、そう思わずにはいられなかった。なにせラーメン1杯90円(税抜)だ。いま2026年だぞ! 物価高が直撃している真っ只中ではないか。
なのに、店で食べるラーメンが100円もしないなんてことあり得るのか? もしあり得るとしたら、お猪口みたいな器で出て来て「試食かよ」とツッコむような超ミニラーメンなのではないか?
気になったので、お店まで行って確かめてみた。
・いきなり結論
最初に言っておくと、99円ラーメンは以前の記事でも軽く触れられている。ただ、そのときに食べたのは「うどん」でラーメンはわからない。
というわけで食べて来たのだが、いきなり結論をお伝えしよう。魚べいの99円ラーメンは、いたってごく普通の回転寿司ラーメンだった。
回転寿司の麺類あるあるでサイズは決して大きくないが、当初思っていたようなお猪口サイズではない。
大きめのお椀で、回転寿司としては標準的なサイズ。また、味も「ザ・醤油ラーメン」といった感じ。個人的にはフードコートで食べた味を思い出した。
99円なのにネギと蒲鉾がのっているし、麺も適度に弾力がある。なにより、出汁が美味い。
サイズ的には普通のラーメンの半分くらい(あるいはそれ以下)だから1杯で満足できるかというと難しいが、現在日本で食べられるラーメンの中でコスパ最強クラスなのは間違いないだろう。
・スシローのラーメンとどう違う?
──とここまで読んでくれた人の中には、こう思っている人だっているに違いない。そもそも回転寿司のラーメンってどれも安いのでは? と。
たしかに、スシローのラーメンもワンコインくらいで食べられたような記憶が。気になったので、スシローにも行って食べ比べてみることにした。
私が訪れたとき、醤油ラーメンの選択肢は2つ。「スシローコク旨まぐろ醤油ラーメン(490円)」と「旭川醤油ラーメン(520円 / ※いずれも都市型店舗価格)」だ。
今回は魚べいの醤油ラーメンに近い「スシローコク旨まぐろ醤油ラーメン」を選んだが、それでも価格差は約5倍。
ただ、それだけスシローの方は具材が充実しており、まぐろカツが2切れものっているのがすごい。
全体的なボリュームではほぼ同じだが、具のインパクトでは魚べいを圧倒している。
実際に食べてみると、麺の弾力というか美味さでは魚べいに軍配が上がるかな〜という印象。また、スープは魚べいよりスシローの方が明らかに濃い。具がカツだから仕方がないのだろうが、脂っこくなっているようにも感じた。
これだけの具がのったラーメンをワンコイン以下で出すスシローもすごい……けれど! お寿司のお供と考えるなら魚べいのラーメンの方が合っている気が。どうだろう?
このあたりは好みによるだろうが、もしも「お寿司を食べているときはあっさり系のラーメンがベスト」と考えているなら、魚べい一択。99円ラーメンは理想形と言えるかもしれない。
