
TVアニメ「呪術廻戦」第3期「死滅回游 前編」(毎週木曜深夜0:26-0:56ほか、MBS/TBS系28 局”スーパーアニメイズム TURBO”枠/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・TVer・Leminoほかにて配信)の第54話「東京第1結界①」が2月12日に放送された。以前の第52話では「元カノがリボ払いしまくってた時以来だ」という台詞で視聴者の笑いを誘った秤 金次(CV.中井和哉)から、今話では「ヤックルの尻(ケツ)」というワードが飛び出し、Xには「ヤックル」がトレンド入りした。(以降、ネタバレが含まれます)
■秤の凹みで「ヤックル」がXトレンドワードに
虎杖悠仁(CV.榎木淳弥)の部品としての覚悟から“熱”を受け取った秤は、「死滅回游」の平定に協力することを約束する。しかし、そのやり取りの間には、五条 悟の封印、学長・夜蛾正道の死という衝撃の事実も知らされる。秤は世話になった人がことごとくいなくなってしまったことに、「こんなに凹んだのはヤックルの尻(ケツ)に矢がブッ刺さったとき以来だよ」と嘆く。
秤が堪えているのは確かなようだが、その心情の表現がこれ。虎杖、伏黒 恵(CV.内田雄馬)、パンダ(CV.関智一)は心の中で「いい人生送ってるな…」と突っ込み、視聴者からも「学長の死とヤックルの怪我が同列で草」「今まで人生最大の凹みがそれっていう感性」「ヤックル可愛かったもんな、分かる、分かるよ」「もののけ姫での例えは分かりやすい、いや分からんけど」「ヤックルのケツに矢がぶっささるシーンはだいぶクるよね」といったツッコミや共感が相次いで寄せられていた。

■現代の術師の術式の面白さ、意外性
その後は「死滅回游」のルール変更に必要な100ポイントを稼ぐため、秤・パンダ組と二手に分かれて「死滅回游」の結界に足を踏み入れた虎杖・伏黒組。秤の采配により、ポイント数的により強敵と思われる鹿紫雲 一がいる東京第2コロニーの方に秤・パンダ組。日車寛見がいる東京第1コロニーに虎杖・伏黒組が向かうことになる。しかし、「死滅回游」のルールとは別に、結界に施されていたルールにより二人は離れ離れの場所に放り出されてしまう。
「死滅回游」に入ってから新たな術師が続々と登場してきているが、その中で今話虎杖と戦闘になったのは、ルーキー狩りをしていた羽場(CV.竹本英史)と羽生(CV.竹内順子)の二人だ。羽場は髪をヘリコプターに、羽生は髪をジェット機のように変化させる術式を持ち、「こんな術式もありなのか」「予想外な術式」「平安の術師が見たらたまげるな」「おっさん、タケコプターの夢を実現したなw」と、その近代的な術式の面白さにネットが盛り上がる。また、すぐに二人の術式の特性と弱点を見抜いた虎杖に、「冷静的確」「猪突猛進から変わったな」と、成長を称えるコメントも送られる。
一方、別の場所では、伏黒は麗美(CV.小澤亜李)という現代の術師と遭遇する。麗美から目的の100ポイント持ちの術師、日車寛見の居場所を聞き出す伏黒。しかし、そのころ羽場、羽生を倒した虎杖も、甘井(CV.斉藤壮馬)という青年から日車の居場所を教えられていた。麗美が告げたのは新宿、甘井が告げたのは池袋。食い違う二人の情報はどちらが正しいのか。それともどちらもウソを付いているのか。そして、二人の後ろには誰がいるのか。
「死滅回游」の中はこれまでと違って先に待ち構える相手が分からない。放送後には、「プロペラ&ジェットコンビ面白かった」「古典の術式も呪術って感じでカッコいいけど、現代の術者は意外性がいいね」「次の相手が楽しみ」など、呪術バトルへの期待が掛けられる。
◆文=鈴木康道


