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完売続出のシュガーケーン「スタンダードデニム」シリーズに、ついに待望の1stタイプ登場!

シュガーケーンの企画統括を務める福富雄一さんに1stタイプの魅力を伺った。

「シュガーケーン」企画統括・福富雄一さん|パタンナーとしての経歴を持ち、企画の統括のみならず自らサンプルを製作して改良を重ねる。ディテールからパターンに至るまでヴィンテージデニムの再現を追求する職人

「1stタイプの中でも1936年のモデルは、戦前らしい魅力が詰まった個体です。ボタンのサイズが大きくなったというのは分かりやすい特徴のひとつですが、ステッチワークにも手のかかった意匠が多く見られます。たとえば胸ポケットのフラップ付けに施されるステッチ。これは後年になると、一度に二本の針で縫い付けていくダブルステッチになるのですが、このころはまだ一本の針で縫い付けるシングルステッチです。一本の針で四角く一周して縫い付けるステッチワークのため、単純に考えて2倍以上の時間と手間がかかっているというわけです。他にもステッチを二重にして強度を持たせている箇所がいくつかあったりと、戦前の中でも最も豪華な仕様をたっぷりと備えたモデルです」

“スタンダードデニム”のシリーズにおいて、すでに定番として人気を博す2nd、3rdタイプは、継続して展開される。この3つを比較してみると、大戦を経て変化していくデニムジャケットの様相が分かって非常に興味深い。労働着からファッションへ。どのモデルもそれぞれに個性があるが、今回紹介した新作の1stタイプは「最もプリミティブ」であるという魅力的な無二性を備えていることは間違いないだろう。

Lot No. SC11936 13oz. DENIM BLOUSE|1936 MODEL

戦後も約5年間生産され続ける1stタイプだが、こちらは戦前の1936年のモデルを再現した1着。ボタンがひと回り大きくなった直後で、戦前では一番豪華な仕様を備えているとされる。未熟な紡績のムラ糸を使用した生地は荒々しい色落ちやエイジングが期待でき、濃色のインディゴと戦前らしい鮮やかなオレンジステッチのコントラストが魅力。3万1900円

※サイズ46と48はTバック仕様。3万4100円

配信元: Dig-it

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