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<「All That Music」ライブレポート>GSからミュージカル、“盛れミ”まで、時代を彩った「ラブソング」に観客も大熱狂

<「All That Music」ライブレポート>GSからミュージカル、“盛れミ”まで、時代を彩った「ラブソング」に観客も大熱狂

3月1日(日)にBS-TBSにて放送される「All That Music~あなたに贈るラブソング~」
3月1日(日)にBS-TBSにて放送される「All That Music~あなたに贈るラブソング~」 / (C)BS-TBS

ジャンルの垣根を超えた実力派アーティストたちが集結し、極上のライブステージを展開する「All That Music ~あなたに贈るラブソング~」(夜9:00-10:54)が、3月1日(日)にBS-TBSにて放送される。WEBザテレビジョンでは、同イベントの模様を取材。ライブレポートで番組の見どころを紹介していく。

■ミュージカル界、演歌界、アイドル界の“歌うま”アーティストが集結

1月27日に東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催された「All That Music ~あなたに贈るラブソング~」は、ミュージカル界、演歌界、アイドル界を代表する“歌うま”アーティストが、「あなたに贈るラブソング」というテーマの下でさまざまな楽曲を披露していくコンサート。

ミュージカル界からは、日本のミュージカル界を牽引し続けるトップスター・中川晃教、名作「レ・ミゼラブル」出演でさらなる注目を集め、圧倒的な歌唱力が武器の小林唯、ミュージカル「ピーター・パン」で4年連続主演を務める山崎玲奈という面々。

さらに、演歌界からは高い人気と実力を兼ね備えた辰巳ゆうとが、アイドル界からはダンスのみならず卓越した歌唱力で魅せる小田さくら(モーニング娘。'26)、段原瑠々(Juice=Juice)という、ここでしか見られない豪華な6人が集結した。

この日の全楽曲を生演奏するバンドに続いて6人がステージに現れると、観客からは大きな歓声が。コンサートの幕開けを飾ったのは、小田が所属するモーニング娘。の名曲“LOVEマシーン”。段原も慣れ親しんだ楽曲でさすがの歌唱を見せる中、中川も持ち前のハイトーンで原曲キーのまま難なく歌い上げ、早速観客を驚かせる。最後の「LOVEマシーン♪」のフレーズは山崎が艶っぽい言い回しで沸かせた。

その後のMCでは、中川を中心にこの日のコンサートのテーマなどについてトークを展開。ペンライトや熱い歓声を目の当たりにした男性陣は、普段アイドルたちが浴びている声援を体験し感激の様子。一方で、若干ぎこちなさを感じるやり取りとなってしまい「トークになると緊張が…」と自虐的に明かして笑いを誘う場面もあった。
中川晃教
中川晃教 / (C)BS-TBS


■1960年代を代表するミュージカル曲で美しいデュエットを展開

そこから、6人それぞれのソロ歌唱やコラボレーションで、時代を彩ってきた名曲たちを年代順で歌っていくことに。まずは1960年代に一世を風靡したグループ・サウンズ(GS)から、中川と辰巳がザ・タイガースの“君だけに愛を”を披露。GS界でも圧倒的な人気を誇った沢田研二と同バンドへのリスペクトを込めたパフォーマンスとコーラスワークを見せた。

続いては、小田と段原によるザ・ピーナッツの“恋のバカンス”。2人はMCの中で事務所の先輩であるW(辻󠄀希美、加護亜依)が同曲をカバーしていたことに触れていたが、令和の世を代表するアイドルである2人が、歌謡曲全盛期を代表する女性アーティストの楽曲で見事なハーモニーを展開した。

そして、段原に代わって小林が登場し、小田と共にミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を代表する楽曲“Tonight”を披露。物語が悲劇的な展開を迎える直前、禁断の恋に落ちた男女が思いを伝え合う美しい楽曲で、小田は本格的なミュージカル楽曲に初挑戦とは思えない素晴らしい歌唱を見せる。小林もそれを受け止めさらに引き上げていくような情感豊かな歌唱で応え、大きな歓声が飛んだ。
小田さくら(モーニング娘。'26)
小田さくら(モーニング娘。'26) / (C)BS-TBS


■段原瑠々、父直伝の歌唱で楽曲をロックに演出

1970年代は、いわゆるアイドルが男女問わず誕生していく時代。そんな中で山崎は、太田裕美の“木綿のハンカチーフ”を披露。こちらも時代とともにさまざまなアーティストによってカバーされてきた不朽の名曲だが、山崎が爽やかな歌唱によって楽曲の持つ瑞々しい魅力を引き出してみせた。
山崎玲奈
山崎玲奈 / (C)BS-TBS


一方、段原は沢田研二の“勝手にしやがれ”を熱唱。MCで段原は、父がこの曲をカラオケ等で歌っているのを幼い頃から聞いていたと明かし、その上で父に歌う上でのポイントと心構えを伝授されたことを告白。その教えを胸に、男性ボーカルのロックなナンバーをカッコよく歌い上げ、共演者からも絶賛されていた。
段原瑠々(Juice=Juice)
段原瑠々(Juice=Juice) / (C)BS-TBS


■演歌界のホープ・辰巳ゆうとが念願のミュージカル曲で圧巻の歌唱

続く1980年代はまさしく「アイドル黄金期」。毎年さまざまなアイドルがデビューしてはヒットチャートを席巻したこの時代を代表する1曲として、小林と山崎が中森明菜の“飾りじゃないのよ涙は”をデュエット。実はこの日が18歳最後の日だったという山崎は、大人びた歌唱で楽曲の世界観を体現。小林とのハモリも好相性で、楽曲に新たな魅力を引き出していった。

また、1980年代はいわゆる「洋楽」と「お茶の間」の距離も非常に近かった時代。テレビ番組などを通して幅広い世代の人々が海外の最新ヒット曲を知っていたわけだが、中川と小田は1980年代屈指の歌姫、シンディ・ローパーの“Time After Time”をデュエット。女性ボーカル曲であっても原曲キーのまま難なく歌いこなす中川と小田が正面から向き合い、熱いハーモニーを届けた。

そんな中で、序盤のMCから「僕ミュージカルやりたいんです」と出演者にアピールしていた辰巳が、このタイミングで満を持してミュージカル楽曲に挑戦。披露したのは「オペラ座の怪人」より“ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト”。ファントムがクリスティーヌに愛を囁くロマンティックな名曲を熱唱し、観客も拍手喝采となった。
辰巳ゆうと
辰巳ゆうと / (C)BS-TBS


■小林唯、1990年代屈指のカラオケ人気曲熱唱後にまさかのハプニング

時代はいよいよ1990年代に突入。このあたりからようやく出演者もリアルタイム世代となってきて、各楽曲に対する思い入れもひとしおの様子。そんな中で、中川と段原が披露したのは宇多田ヒカルの“Automatic”。生バンドならではのグルーヴィーな演奏に乗せて、混ざり合う2人のスムースな歌声が実に心地よく響いていく。

続いて、小林は中西保志“最後の雨”をパフォーマンス。1990年代を代表するカラオケ人気曲として今なお歌い継がれているこの曲を、小林は圧巻の声量と伸びやかな声で歌い上げ、まさに独壇場と言える熱唱を展開。観客からも惜しみない拍手と歓声が飛び、小林も満足げにステージを後にした。

そこから、小田、中川、段原、山崎が登場し安室奈美恵の“Don’t wanna cry”を歌唱。すると、途中から小林も加わり一緒に歌っていく。そういった演出なのかと思いきや、MCで小林は「(“最後の雨”を歌っていて)あまりに気持ちよすぎて、(ステージから)間違えて捌けてしまって…」とまさかの「出トチリ」を自ら告白。これには出演者や観客からも笑いが起きていた。
小林唯
小林唯 / (C)BS-TBS


■待望の“盛れ!ミ・アモーレ”で会場が熱狂の渦に

そして、時代はいよいよ2000年代以降から現代へと続くブロックへ。まず辰巳は、自身が演歌を志すきっかけとなった存在で、今なおリスペクトし続ける氷川きよしの“きよしのズンドコ節”を披露。自らの持ち味を存分に発揮できる楽曲で、氷川への思いも込めて歌い上げた辰巳に、客席からは「キヨシ」コールならぬ「ユウト」コールが飛ぶなど、温かな雰囲気に包まれた。

続いて、小田と段原はKinKi Kidsの人気曲“愛のかたまり”をデュエット。衣装をどこか王子さま風のものに変えて登場した段原は、「(堂本)光一さんを意識して」と明かしてファンを沸かせる。今なお現役で活動する先輩アイドルの楽曲に、2人もまたリスペクトを込めた歌唱を展開していった。

いよいよライブも終盤に差し掛かる中、再び6人そろってハロプロ楽曲を歌うことに。ここで披露されたのは、段原が所属するJuice=Juiceの“盛れ!ミ・アモーレ”。2025年にリリースされ、今まさに大バズリ中の楽曲について、段原は観客にサビの振り付けをレクチャーする場面も。さらに、自身のファンたちに率先して盛り上げるようアピールしていく。

そうして楽曲が始まると、冒頭の「盛れ!」というコールから大合唱に発展。ここぞとばかりに熱い声援とコールが飛び交い、会場は一気に熱狂のるつぼと化していく。タイトル通りラテン調の踊りだしたくなるような楽曲で、ステージ上の6人も楽しそうに踊りながら歌っていき、この日一番の盛り上がりを見せた。
6人による情熱的な歌唱で大盛り上がりとなった“盛れ!ミ・アモーレ”
6人による情熱的な歌唱で大盛り上がりとなった“盛れ!ミ・アモーレ” / (C)BS-TBS


その他、アイドル、ミュージカル、洋楽と時代ごとにさまざまな「愛した曲」や「愛をテーマにした曲」を披露していった6人。アンコールでは、まさにこの日のテーマにピッタリで、小田と段原の事務所の先輩であるKANの“愛は勝つ”を全員で合唱し、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。

なお、この日のライブの模様は、3月1日(日)夜9:00からBS-TBSにて放送される。SNSで「神イベントだった」「全員歌がうますぎる」など大きな反響を呼んだ極上のライブステージを、存分に堪能できる内容となっている。

※山崎玲奈の「崎」は「たつさき」が正式表記

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