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【MotoGP】「パニックになる必要はない」弟マルケス、驚速アプリリアの走り見ても冷静。兄はベッツェッキ本命視

【MotoGP】「パニックになる必要はない」弟マルケス、驚速アプリリアの走り見ても冷静。兄はベッツェッキ本命視

MotoGPの2026年開幕戦タイGPは、初日にアプリリアのマルコ・ベッツェッキが驚異的な速さを発揮した。しかしドゥカティ陣営のアレックス・マルケス(グレシーニ)は、まだ慌てる時期ではないと語った。

 タイGPの初日、プラクティスでは小雨によって路面コンディションが不安定な状況があったにもかかわらず、ベッツェッキが1分28秒526という新レコードとなるタイムをマーク。2番手のマルク・マルケス(ドゥカティ)に、0.4秒以上の大差をつける圧倒的な速さだった。
 
 アプリリア自体は昨年後半戦から上位争い常連になっていて、終盤にはベッツェッキが2連勝もマーク。今年もテストの段階から注目されてきたが、それでもタイGP初日の結果は衝撃を与えるには十分なものだった。

 とはいえ、まだMotoGPは長いシーズンの初日を終えただけであり、これだけで勢力図を判断すべきではない、とアレックス・マルケスは語っている。

 今週末のベッツェッキは“倒せない存在”かと尋ねられたアレックス・マルケスは「実在するライダーなら常に倒すことは可能だ」と答え、さらに次のように続けた。

「もちろん簡単ではないだろう。それにもし彼より速く走れなかったとしても、パニックになる必要はない。これから21戦もある。シーズンはとても長いんだ。だから冷静さを保つことが重要だ」

「自分たちの仕事を積み上げていく必要がある。ここでは何らかの理由でアプリリアが強いのかもしれないが、他のコースでは自分たちにもポテンシャルがある。ただ、その場その場で最大限のポテンシャルを引き出せばいい」

 初日2番手タイムとなったマルク・マルケスは、ベッツェッキがタイGPの優勝候補本命だと語る。そしてライバルの速さについて、タイGPとインドネシアGP向けに用意された特別なケーシングのタイヤを、ベッツェッキが使いこなせているからではないかと推測した。

「理解しておく必要があるのは、ベッツェッキが、このケーシングを使ったインドネシアやマンダリカではこれまでも非常に速かったということだ」

 マルク・マルケスはそう語る。

「ここやインドネシアでは、通常とは異なるケーシングを使っている。そして彼はそこで常に速い。シングルラップでも凄く速いし、ロングランでも、とにかくスピードがある」

「現時点では彼についていけなかったのは事実だ。ただ、明日のスプリントレースで数周でもついていけるかを見たい。今のところ、彼が最有力候補だ」

 またマルク・マルケスのチームメイトであるフランチェスコ・バニャイヤは、ベッツェッキの持つアドバンテージは、0.4秒に及んでいると語った、

「アプリリアとベッツェッキが本当に競争力が高いことが分かった」

「現時点では、他のバイクに対してコンマ3〜4秒ほど速いように見えるね」

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