
2025年に芸能生活20周年を迎えた俳優の前田敦子が、14年ぶりとなる写真集「Beste」(講談社)を2026年2月16日に発売。2月28日に都内で開催された発売記念イベントの前に囲み取材に応じ、発売後に寄せられた反響や、“最後の写真集”に懸けた思い、20周年を迎えた感想と今後の展望などを語った。
■大勢の取材陣に驚き「今日は他のイベントなかったんですか?」
オーストリア・ウイーンで撮影した本作は、30代女性の“大人の恋”をテーマに、大人の女性としての魅力を余すことなく表現。“最後の写真集”と銘打ち、これまでにないほど切なく色香漂う表情、姿を披露している。
スチールカメラマンだけでも30人以上詰め掛けるなど、MCいわく「日本中のメディアが集まった」ほど大勢の取材陣が集まった状況に、前田は「うれしいです。こんなに来ていただいて…今日は他のイベントとかなかったんですか?」と驚きの表情。
発売から10日ほどたち、周囲の反応について「女の子のお友達が買ってくれて、『このカットがお気に入り』と自分の好きなカットを送ってきてくれて、盛り上げてくださっています」と話し、SNSでもさまざまな反響が上がっていることに「自分で調べるタイプではないので、写真集のスタッフさんがいろいろ送ってくれて、おかげさまで声は届いています」と感謝した。
また、ウイーンでの撮影を「初めて行きましたがすてきな街でした」と振り返り、「私は夜の時間が好きでした。世界観が昼と夜で変わる街で、ぜひとも皆さんにはデートで行ってほしいです。私は男性と歩いてみたいな、と妄想しながら過ごしていました」と述懐。
撮影に向けてスタイルを整えたほか、1万枚以上の撮り下ろし写真の中から編集担当と共にセレクトにも加わるなど、“ラスト写真集”ということでかなりの熱量とこだわりを持って臨んだ作品だけに、前田は「完成したときはすごく感動しましたね」と、安堵(あんど)の表情で手応えをにじませた。
■これからの20年は「ギアチェンジできたらいいな」
そもそもこのタイミングで写真集を出版しようと思ったきっかけは、2025年に芸能生活20周年の節目を迎えたことが大きいそう。「がむしゃらな20年だったなと。一瞬だったんですよ、ほとんど覚えてなくて(笑)」とトップアイドル・俳優として駆け抜けた激動の20年を振り返り、「ここから20年はちゃんと自分の中に刻みながら、記憶に残しながら、一つ一つをかみ締めていけたらいいなと。ギアチェンジできたらいいなと思っています」と、しっかり“今後の20年”を見据えた。
その流れで、今後挑戦してみたいことを聞かれると「今までもそうなんですけど、『こうなりたい!』みたいなのがあまりないまま過ごしてきていて、そういうやり方が自分には合っている」とした上で、「あえて大きな目標を掲げてみてもいいのかなとも思うので、それを探している最中です。いろんなことに挑戦してみたいし、その中でこれだ!というのを掲げて、頑張ってみたいなと思っています」と力を込めた。
また、プライベートでチャレンジしたいことを「海外旅行」と挙げ、「最後にプライベートで海外に行ったのは…21、2歳くらいのときかもしれません。ヨーロッパを回りたいです。大人になった今、ゆっくり回ってみたい国はたくさんありますけど、ちょっと現実逃避できるような国に行ってみたい」と目を輝かせる。
そして写真集の自己採点を求められると、「100点満点中の1万点をつけさせていただいてもよろしいでしょうか(笑)。いろいろ感想はあるかとは思いますが、やれることはやったぞ!という意味で1万点をつけさせてください」と、胸を張った。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

