沼津ラクーンよしもと劇場にて、静岡県住みます芸人・ぬまんづ(原カテキン・うえたけ)の単独ライブ『ぬまんづジャーニーin沼津』が行われた。

チケットは事前に完売し、当日開場と同時に全席が埋まる盛況ぶりだった。
今回の公演は、静岡県内の各市町を巡る単独ライブツアー『ぬまんづジャーニー』の一公演。中でも沼津は“ぬまんづの聖地”といえる特別な場所で、その意味合いからも、2人のネタへの気合いを随所へ伝えたい内容だった。
カッコいいと自負するオープニングVTRが終わり、舞台に2人が登場すると、客席からの大きな拍手が2人を包んだ。公演は漫才5本とコント1本で構成され、幕間VTRでは原が作詞作曲した楽曲映像やAIを使った企画など様々な角度から観客を楽しませるあっという間の70分だった。



ネタの中では、特に気に入っている“弁護士と証人”の漫才が大きな笑いを生み、舞台上でも手応えのある一本に。また、日本茶インストラクターの資格を取得した原を題材にした漫才も披露、“お茶を使った唯一無二の漫才師”としての方向性も、より明確になっていた。
温かい雰囲気に包まれた客席には、家族連れの姿も多かった。お笑いライブでは珍しいほど子どもが多く、声を上げて笑う様子や、帰り際に「面白かった!」と話す姿が見られた。「息子があんなに笑うのを初めて見た」という声も届き、ぬまんづが子どもにも強い漫才師であることが改めて示された。
ラストは原のギャグ「茶ベリグッ!」と、うえたけのギャグ「沼津サイコー」を客席の皆さんと一緒に行い、温かい拍手の中で『ぬまんづジャーニーin沼津』は幕を下ろした。

終演後、「沼津で単独をやれて、皆さんのおかげで満席になったことが本当に嬉しい」と感じた。漫才師としての自信にもつながり、「もっと面白いネタを作って、次に沼津でやるときはさらに進化したぬまんづを見せたい」と思った。
そして最後に──
幕間VTRで流した、原のヘルニアをポップに表現した曲の影響もあってか、公演後には「面白かったです」と同じくらい「腰お大事に……」の声が多く届き、この日の余韻として静かに笑いを残していった。
