感情のコントロール=上達

しかし、気持ちが切り替えられないままでは意味がない。子供のころ、私も自分の感情を抑えきれずにクラブでゴルフ場の地面を叩きつけてしまい、怒られた経験が何度もある。ダメなことだと分かっていても繰り返してしまった。プレーヤーとして成熟するためには、この大きな感情の起伏とどう付き合うのかが、とても大切だ。優れたプレーヤーは、次のショットや次のラウンドにその気持ちを生かすことが必ず出来る。では、どうすればいいのか?
感情に点数をつけてみよう

そこで試してもらいたいことがある。スコアカードの横に「怒り数値」や「悲しみ数値」のようなものを記入してみてほしい。5点満点で、これ以上ないくらい腹がたったら5点、ちょっと頭にきたなら2点のようにだ。それを続けていると、プレー中に自分に湧き上がる感情を客観的に見れるようになり、一瞬冷静になることも出来るようになってくる。家に帰ったら、点数とゴルフスコアを見比べながら振り返ってみてほしい。自分の感情とスコアがどのように関係しているのか?きっと今までにない面白いことが見つかるはずだ。
感情のコントロールが上達してくるとプレー内容も変わってくる。今までにしていたミスがなくなることだってあるだろう。そして、それでもミスを重ねてしまうショットだけを練習していくことで効率よく上達することにもつながる。あなたの上達のスピードがアップするはずだから試してほしい。

岡田豪太
●おかだ・ごうた/1983年生まれ。20歳から30歳までプロゴルファーとして活動しミニツアーで複数回優勝を経験。現在はイベントの運営サポートやライターなど幅広くゴルフ界に関わる

