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「より綺麗な終わり方」「マジで騙された」 オリジナル要素ありすぎだけど“好評”な実写化映画

「より綺麗な終わり方」「マジで騙された」 オリジナル要素ありすぎだけど“好評”な実写化映画


戸田恵梨香さんプロフィール写真

【画像】え、「ついにここまで来たか」「似すぎだろ」こちらが戸田恵梨香が今度演じる「細木数子」の姿です

オリジナル脚本でこの完成度ってマジか…

 近年、マンガの実写化作品に向けられるファンの目はより厳しくなり、原作への忠実さが重視される傾向にあります。とはいえ大胆な原作改変が行われた作品が、必ずしも批判を受けるとは限りません。なかには原作改変どころか、ほぼオリジナル脚本でありながら原作ファンからも高く評価された作品もありました。

『LIAR GAME』

 甲斐谷忍先生の『LIAR GAME』は、バカ正直な女子大生「神崎直」と天才詐欺師の「秋山深一」が手を組み、巨額のマネーを奪い合う「ライアーゲーム」に挑むサスペンスマンガです。2007年に戸田恵梨香さんと松田翔太さん主演で実写ドラマ化され、2010年には劇場版も公開されました。

 映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』はTVドラマシリーズの完結編にあたり、「エデンの園ゲーム」と呼ばれる原作未登場のゲームを通して、熾烈な騙し合いの行方が描かれます。それまでの「騙す力」を試された他のゲームと異なり、「信じる力」を重視した内容となっており、「バカ正直のナオ」にふさわしい構成が、シリーズの魅力を損なわない完成度を実現していました。

 また原作マンガでは権力者の介入によって主催者が本懐を遂げない結末を迎えますが、映画版では主催者の意図も異なり、ゲームは納得感のある形で締めくくられています。ネット上では「原作以上にきれいな終わり方」「完全オリジナルでここまで完成度高いの凄い」といった好意的な意見が多く見られました。

『見える子ちゃん』

 泉朝樹先生の『見える子ちゃん』は、この世ならざる異形なものが見えるようになった女子高生「四谷みこ」を主人公に据えた人気ホラーコメディーです。2025年6月に公開された原菜乃華さん主演の実写映画は、原作のストーリーを踏襲しつつ、オリジナルキャラクターや独自の展開を多く盛り込んだ内容となっていました。

 例えば、原作に登場する異形(化け物)のデザインはクリーチャーのような造形でしたが、実写映画ではこれを大胆に改め、「幽霊」として描いています。『残穢―住んではいけない部屋―』などのJホラー作品で知られる中村義洋監督が特別映像で語ったところによれば、映像化されたクリーチャーでは「怖さが薄れてしまう」可能性を考慮したそうですが、実はこの改変こそが本作の大きな肝でした。

 序盤から随所に散りばめられた「違和感」が終盤で一気につながる展開は、まるで叙述トリックのようです。みこが霊を無視し続けてきた行動にもいくつかの意味が与えられ、ラストの答え合わせには「最後の15分間はガチで見もの」「脚本で殴ってくる快作」「最初から見返したくなる」「原作知ってる人でも裏切られる」「ちゃんと気付くヒントあっただけに騙されて悔しい」と、絶賛の声が相次ぎました。

『翔んで埼玉』

 空前のヒットを記録した映画『翔んで埼玉』も、実写化成功例のひとつに数えられる作品です。原作は埼玉への強烈なディスりが話題となった魔夜峰央先生の80年代の未完の同名コミックで、映画後半は必然的にオリジナルストーリーとなりました。

 映画版では「埼玉が東京に虐げられる」という原作の基本構図を軸に、埼玉と千葉のライバル関係や関東圏全体を巻き込む対立構造を盛り込み、物語の大部分を独自の要素で構築しています。その結果、原作のユーモアを活かしつつ映画ならではのスケール感を備えたエンターテインメント作品へと昇華されました。「埼玉解放戦線」の主人公「麻実麗」を演じるGACKTさんが、東京の空気を「テイスティング」する競技など、出演者に合わせたネタも盛り込まれています。

 さらに続編にあたる『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』では、第1作の世界観を引き継ぎながら、物語は完全オリジナルとして描かれています。杏さんが演じた「桔梗魁」役をはじめ、新たに登場した新キャラクターもすべて映画オリジナルでした。制作決定時には、GACKTさんが全力で止めたと語っていますが、結果的に両作とも高い評価を獲得し、新たな続編を期待する声も少なくありません。

配信元: マグミクス

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