48歳・年収200万円の漫画家・中川学が始めた婚活。コミックエッセイ『独りで死ぬのはイヤだ 年収200万円、48歳独身漫画家の婚活記』に登場した友人の漫画家・敦森蘭さんと対談し、中川さんのリアルなモテ事情に迫った。そして、ネットで受けた誹謗中傷についても明かす。(全3回の3回目)
「すごい再現性でしょ!」漫画の告白シーンについて振り返り
――敦森蘭さんが、もし中川学さんを他の女性に紹介するとしたら、どこを推しますか?
敦森蘭(以下、敦森) なんかその質問、強制的じゃないですか(笑)。
――強制ではないですが……。
敦森 フっている側が言うのもアレだと思うのですが、推すとしたら、お笑い好きだから、お笑い好きな女性なら話が合うんじゃないですかね。
――中川さん、ラジオも好きですよね。
中川学(以下、中川) そうですね。
敦森 爆笑問題さんとか、タイタン所属の芸人さんとか。そういうのが好きな人なら盛り上がると思います。
――中川さんの“人間性”の部分で推せるところは?
敦森 人間性をそもそもあんまり知らないかもしれない。中川さんって、自称コミュ障ですか?
中川 まあ、コミュ障のほうですかね。
敦森 私は新宿ゴールデン街のバーとか飲食店で働いていたから、社交性があるってよく言われるんですけど、もともとは人見知りでした。働いて人と接しているうちに慣れていったんです。だからたぶん、私が社交性のあるほうだから中川さんと場が保てている。だけど、中川さんって全然しゃべらないから、実はいつも気を遣っていました……。
――えっ……!
敦森 沈黙が耐えられない。
中川 そんなにしゃべらなかったかな……。
敦森 全然しゃべらないです。漫画の中で私に告ったシーンとかも、まだ話が終わってないのに急に言い出して、しかも途中で消えたりして、「えっ?」みたいな感じでした。
中川 ……どうですか? すごい再現性でしょ! ちゃんと漫画に描いてある通りってことですよ!
――な……なんか1個ぐらい褒めてあげてください……!
敦森 どうしよう。私の印象が悪くなってしまいそう。でも本当に、中川さんの人間性をあまり知らないんです。そうですね、でも……真面目そうです。
――浮気とかしないですよね。中川さんって。
敦森 あ、でも魔性の女性に誘われて断ったって言ってたけど、後日また話を聞いたら、実はいくところまでいってた……みたいな話とかも聞きましたよ。
中川 それは違います! 道半ば、志半ばです。
中川学の叫び「僕は、やりまくりですよ!!!」
――中川さん、意外とモテるんすよね。実は。
敦森 本当ですか? 私はそのエピソードしか知らないです。
――中川さんが映画の社会人サークルに入っていたときも、女性が多いコミュニティだったからっていうのもありますが、わりと好意を寄せられることもあったとか。
敦森 勘違いじゃなくて?
――いやいやいや! 敦森さん、中川さんに対してめちゃくちゃ当たり強いですね(笑)。
中川 ナシ中のナシって感じですよね……。
敦森 男友だちとかから結構聞くんですよ。そういうモテエピソードみたいなの。でも、大概の人が勘違いなんです。女性が赤い服を着てきただけで「今日はイケる」とか。
中川 そんなんじゃないんですよ……蘭さん……。僕はね、ヤりまくりですよ!!
敦森 それはウソすぎ(笑)。
――でも漫画を読んでいる方の誤解なきように。本当に中川さんはちゃんとモテるんですよ。
敦森 モテるとは何かという定義になりますけどね。
――中川さんは普通の交際もいくつかしていますしね。
中川 これ原稿でカットしてほしいんですけど……本当に僕はね、自分を下げて下げて、低めてやってるわけですよ。ちゃんと漫画を読んでくれた方ならわかると思うのですが、告白の「2勝17敗」とかだって、「僕からのアプローチでは」……と言ってるわけです!
つまり、そういうことなんですよ! 抑えてるわけですよ。笑いのためにね。全部下から下から下から!
――そ、そういうことですよね! ただ敦森さんには伝わらなかったと。告白も「(その好きな気持ちは)勘違いです」と言われてしまって。
中川 漫画でも描きましたが、「“勘違いです”って言われても、これは僕の気持ちなんだからどういうこと!?」っていうのは本当に心の叫びでした。
敦森 自分で気づいてない勘違いもあるじゃないですか。
中川 レベル高すぎます……。

