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「本当に欲しいモノは1分1秒でも早く買って」インフレ時代にリセットすべきお金の感覚〈外資系金融ママが警鐘〉

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インフレになった理由2 輸送費・燃料費の高騰

外国から多くのモノを輸入しなければいけないのに、円安になったのでなんでも値上がりする。そんな状況で、さらに新型コロナを境に世界の輸送費が値上がりし、資源や原材料がびっくりするほど上がりました。

そこにロシア・ウクライナ戦争が追い打ちをかけ、エネルギー価格が上昇します(ロシアはエネルギー大国)。

エネルギーの多くを輸入に頼っている日本は大打撃を受けます。

電気やガス、ガソリンなど多方面に大きな影響を受け、原材料費や輸送費が高くなっていったのです。

円安が進んで物価が上がったところに、エネルギーの値上げで原材料費や輸送費の値上がりも上乗せされたら、さらに価格は上昇します。

「チョコレート、コーヒー、チーズなど、輸入品がみんな高くなった」

多くの人が実感しているのは、このような仕組みだからです。

インフレになった理由3 人件費の上昇

これからは少子高齢化で、人口が減り、働き手が不足します。コンビニやスーパーの自動レジも、ファミレスの猫ちゃんロボットも、「人が足りない」からやむをえず、テクノロジーで補っているのです。

つまり、人件費はこれからますます上がっていきます。

ただでさえ数が少ない若い社員は、どの会社もつなぎ止めておきたい。しかし人件費をかなり抑えている会社だと、「それしかくれないなら、もっと高い給料の会社に行きます」と、若い人はあっさり転職してしまいます。

そこで給与を上げざるをえないのです。

そうなると、人件費がかさんで原価が上がり、モノやサービスの値段に転嫁したため、さらに物価が上がったのです。

会社員の初任給や大企業の給与はたしかに増えていますが、全体で見ればそれほど上がっているとは言えません。中小企業の多くは相変わらず人件費を抑えていますし、賃上げが期待できない非正規雇用者もたくさんいます。

そして、給料が上がる以上に物価が猛スピードで上がっている……つまり、「所得が上がっても、多くの人の暮らしは苦しい」のが現在です。

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