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小学館、マンガワンめぐる謝罪投稿日が「悪手すぎる」と更に波紋 月曜の声明に注目集まる

小学館、マンガワンめぐる謝罪投稿日が「悪手すぎる」と更に波紋 月曜の声明に注目集まる

小学館本社Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

小学館の漫画配信アプリ『マンガワン』にて、2020年に女性への性加害で逮捕歴がある漫画家が22年に別名義で新連載を開始していたことが判明。

ネット上では大いに物議を醸しており、小学館による謝罪のタイミングにも「沈静化を狙っているのでは」と疑問の声が相次いでいる。

■「事件の隠蔽」と大炎上

2月20日、北海道の私立高校に勤務していた元教員の男性(50代)による性加害で精神的な苦痛を受けたとして、生徒だった女性が学校側に1,980万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁が同日、原告の請求を一部認め、元教員に1,100万円の支払いを命じたことが報じられた。

そして25日ごろからX上では、当該の男性が『マンガワン』『裏サンデー』で『堕天作戦』を連載していた漫画家・山本章一である点、2022年から連載が始まった『常人仮面』の原作者「一路一(いちろ・はじめ)」が、山本の別名義である点が指摘され始める。

『マンガワン』、引いては小学館による「事件の隠蔽」ともとれる対応は大きな物議を醸し、炎上する事態となった。

小学館は27日、報道されている事件の加害者と『常人仮面』の作者が山本であると認め、『常人仮面』の配信停止を発表。

「本来は起用すべきではありませんでした」「会社として管理監督責任を問われる重大な事案であり、人権・コンプライアンス意識の欠如があったと認識しております」と、謝罪文を公開している。

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■「金曜夕方の発表」が物議

事件の内容、そしてそれに関する小学館の対応はもちろんだが、今回の謝罪文が公開された時期も大いに物議を醸している。

小学館が謝罪文を公開したのは27日(金)の17時ごろ。同社の電話対応の受付時間は、平日9時半から17時半までである。

週を跨がないようにこの時間に「間に合わせた」という可能性もあるが、多くのユーザーがこの発表時間に作為的なものを感じているようだ。

例えば、X上には「お問い合わせ窓口の閉まる金曜夕方を狙って発表し、土日で沈静化を狙ってるんだろうけど、今は時代が違う。土日でどんどん燃えて、月曜には消火できなくなってるよ」「小学館が月曜にどう動くか、注視したい」「流石に月曜日には、もっと具体的な声明を出すんだよね?」といった指摘の声が多数上がっている。

土日の間は表立って企業からの発表は無かったが、27日夜から、3月1日にかけて多数の漫画家が『マンガワン』における自作品の配信停止を発表。

配信終了となった作品には、現在の小学館の看板とも言える『葬送のフリーレン』や、大御所・高橋留美子の作品も含まれており、同社に縁のある漫画家も事態を非常に深刻視していることが窺える。

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■『セクシー田中さん』めぐる対応で大炎上

過去にも、多数のトラブルをめぐり問題視されてきた小学館。

2024年にはドラマ化された漫画『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんの自死と、ドラマ化をめぐる制作サイドとのトラブルの関連性が物議を醸した。

その際、小学館は再発防止に向けた調査を進める旨コメントを発表したが、発表されたのは芦原さんの死去から10日後。

「芦原妃名子先生のご逝去に際して」と題した発表には特に具体的な対策は記載されておらず、「寂しいです、先生」といった感情に訴えかけるような表現に疑問を覚えるネットユーザーも少なくなかった。

2日10時時点では、まだ小学館から本件に関する追加の発表はされていない。果たして本日中に、動きは見られるのだろうか。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ
配信元: Sirabee

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