KTMのペドロ・アコスタはMotoGPタイGPの決勝で2位フィニッシュ。今回、彼はトップ5を目指していたこともあり、2位という結果は嬉しいものだと話す。
タイGPでアコスタは予選6番手からスプリントレースを勝利。決勝では序盤からマルク・マルケス(ドゥカティ)とホルヘ・マルティン(アプリリア)を相手に3番手争いを繰り広げた。中盤に3番手のポジションを固めた後は、徐々に前を行くラウル・フェルナンデス(トラックハウス)とのギャップを縮めていき、残り3周という時点でオーバーテイク。2番手に浮上し、そのままライバルを突き放してチェッカーを受けた。
「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。昨シーズンはポイント獲得がどれだけ難しかったかを考えれば、タイでの(スプリントレースと決勝の)ダブル表彰台は、間違いなく素晴らしいニュースだ」
アコスタはそう語る。
「チームは本当によく取り組んでくれた。素晴らしい週末になったよ」
「もっと上位グリッドからスタートできていれば、オーバーテイクは減ってしまっただろうけど、僕としてはもっと楽にここまでこれたかもね。スタートは上手くいったし、序盤のラップもいい形でコントロールして、上位争いに加わることができた」
「ただラウルをオーバーテイクした後、ベッツェッキ(マルコ・ベッツェッキ/アプリリア)を捉えるには少し力不足だった」
「マルティンをもっと早く追い抜いていれば、さらにチャンスがあったかもしれない。でも今週末のベッツェッキは、とても安定した走りを見せていたと思う」
そしてアコスタは、2位という結果は当初予想していたよりも良く、チームの仕事ぶりにも満足していると話した。
「ピットではこれまで苦戦してきたこともあって、トップ5を狙っていこうと話していたんだ。だけどなんとか2位でフィニッシュできたから、今年は上手くやれていると思う」
「KTMは昨年よりも少しでも良いバイクにすべく努力してくれている。厳しい時期もあったけど、とても良い仕事をしてくれているよ。いくつかの部分ではまだ足りないモノもあるけど、チームとしては素晴らしい仕事ぶりだ」
なおタイGPを終えた時点では、ダブル表彰台を手にしたアコスタがランキング首位に立っている。このことをアコスタは喜びつつも、冷静な表情でこう語った。
「首位に立っていることを楽しみたいね。できれば長く続いてほしい。ただ、もっと厳しい瞬間が来た時に備えておく必要がある」
「次はブラジルだ。今回のようなパフォーマンスが発揮できるかを確かめたい。もっと厳しいレースもあるだろうし、ミスをすることもあるはずだ。でも、もし勝利が来るべきものなら、いずれやって来るだろう」

