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母国と関係悪化でアテネ移住のジョコビッチに大統領が沈黙破る。全豪での活躍は称賛も「信念は変えない」と強硬姿勢<SMASH>

母国と関係悪化でアテネ移住のジョコビッチに大統領が沈黙破る。全豪での活躍は称賛も「信念は変えない」と強硬姿勢<SMASH>

男子テニス界のアイコン、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現世界ランキング3位)のギリシャ移住を巡り、沈黙を続けてきたセルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領が初めて公の場で言及した。地元テレビ局『TV Pink』での発言をスポーツ専門メディア『Sport Klub』などが伝えている。

 ジョコビッチは昨年、妻のエレナさんと長男ステファンくん、長女タラちゃんと共にベオグラードを離れ、ギリシャのアテネ南部郊外グリファダへ移住。子どもたちは現地の英国式私立校に通い、新天地での生活を本格化させている。

 移住の背景として取り沙汰されているのが、セルビア国内の政治的混乱だ。発端は2024年、セルビア北部ノビ・サドの駅で発生した屋根崩落事故で16人が死亡した惨事だった。これを契機に政府の責任を問う大規模な抗議デモが広がり、ジョコビッチはSNSで声を挙げた若者たちへの支持を表明した。

 この発言の後、ブチッチ大統領は抗議活動を「外国勢力による革命」と非難し、親政府系メディアがジョコビッチを「偽の愛国者」と批判するなど、論争は激化したと報じられている。一方で本人は、移住理由について「気候や食事、ライフスタイル、そしてギリシャ人とセルビア人は兄弟のように感じること」を挙げており、政治的軋轢を直接の理由とは明言していない。
  そうした中、ブチッチ大統領は今年最初の四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で準優勝を果たした38歳を称賛した。

「私はジョコビッチとセルビアの三色旗を身につける全ての人々を心から支持しており、彼の成功を楽しみにしている」

「(ヤニック・シナーとの試合では)彼は信じられないものを見せた。困難で過酷なスポーツにおける、この時代の最も偉大な選手だ。これは単なる祝賀のメッセージ以上のものだ。彼は尊厳をもって自国を代表し、国の人気を高めている。決勝の結果にかかわらず、私は彼を支持する」

 その一方で、大統領は直接言葉を交わしたことも明かし、こうも語った。

「私は彼に自分の考えを伝えたが、今ならもっと厳しい言い方をするだろう。彼に対してではなく、私たちが置かれていた状況に対してだ」

「いかなるスポーツ、演劇、エンターテインメントのスターの影響を受けても、私は自分の信念を変えるつもりはない」

 現時点で、この発言に対するジョコビッチからの反応は確認されていない。政治的緊張が続くなか、母国との距離はなお埋まっておらず、近い将来にベオグラードへ拠点を戻す可能性はさらに低くなっているようだ。

構成●スマッシュ編集部

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配信元: THE DIGEST

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