ミシュランは、MotoGP開幕戦タイGP決勝でドゥカティのマルク・マルケスが突然のリタイアを余儀なくされたタイヤのトラブルについて、初期見解を発表した。
マルケスはレース残り6周となる21周目、4番手を走行していた。しかしターン4でコースオフした際、タイヤから空気が急速に抜けてしまった。幸い、マルケスは転倒を免れたものの、走行を継続することはできずリタイアを強いられた。
レース後、マルケスは縁石との接触が問題を引き起こした可能性を示唆したが、ターン4ではそれまでと同じラインを走っていたため依然として困惑しているようだ。
ミシュランのMotoGP責任者ピエロ・タラマッソは、タイヤ自体に欠陥はなかったと示唆し、攻撃性の高い縁石と、週末の路面温度の上昇により他のライダーもホイールの変形に悩まされたことを指摘した。
「マルクが我々に言っていた通りだ。彼は『唯一のミスはワイドに膨らんでしまったこと』と言っていた。縁石を乗り越え、ホイールが曲がり、空気が漏れてタイヤが外れた」
「(ホイールの)素材は本当にやわらかく、縁石はとても攻撃的だ。例えば昨日(土曜日)、ホルヘ・マルティンのフロントタイヤの空気が抜けたのも同じだ。縁石にぶつかり、フロントホイールが曲がって空気が抜けてしまったんだ。ホルヘはゆっくりと空気が抜けたが、マルクは一気に空気が抜けてしまった」
マルケスのタイヤトラブルにより、ドゥカティにとって開幕戦タイGPは厳しいレースとなってしまった。ドゥカティ勢が1台も上がれず、MotoGPで4年以上続いた連続表彰台獲得記録が途絶えてしまったのだ。
アプリリア陣営は週末の大半で好調を維持していたが、フェルナンデスがレース内容に終盤のデグラデーションに苦しむ中、マルケスは表彰台を射程圏に収めていただけに、痛いトラブルだった。
ドゥカティのチームマネージャーであるダビデ・タルドッツィは、これまで一度も同様のトラブルを見たことがないと認めた。
「残念ながら、彼はターン4で縁石に乗り上げてしまい、ホイールを壊してしまった」と彼は言った。
「それがエア漏れの原因で、止まらざるを得なかった。縁石のエッジにぶつかり、ホイールを壊してしまった」
「あんなことは見たこともなかった。ミスだったと言えるかもしれないが、彼は本当に不運だった。多くのライダーがターン4でコースオフしたのに、誰もそんな問題を抱えていなかったのだから」
「とにかく、そういうことだ。彼は縁石にヒットして、どういうわけかリムが爆発したんだ」

