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Notta Memoを本気で仕事に使ってみた。AI文字起こしデバイスは取材現場を変えるか

Notta Memoはさまざまなシーンで便利に使える

Notta Memoは、タテヨコの寸法はクレジットカードサイズと同じ。厚さは3.5mm、重さ28gという非常に軽量な薄型AIボイスレコーダーだ。470mAhのバッテリーを内蔵し、連続30時間の録音が可能となっている。充電はマグネット式の専用ケーブルを使用し、約1.5時間でフル充電できる。内蔵メモリは32GBで、BluetoothとWi-Fiを使い、iPhoneのNottaアプリと連携する仕組みになっている。

操作方法は、一つのボタンを押す時間によって機能を使い分ける。電源オンは1秒押し、録音開始および停止は2秒長押し、電源オフは8秒長押しだ。最初は少し戸惑うかもしれないが、覚えてしまえばワンボタンで完結するため非常に快適である。

この2週間ほどの間、広い取材会場や1対1の会議室、賑やかなカフェなど、さまざまな環境でテストしてみた。広い会場では、ノートパソコンでは音が拾いにくいような場面でも、うまく録音できていた。周囲が騒がしい場合は、登壇者の近くにデバイスを置くといった工夫も有効だ。1対1の会議室は最もコンディションが良く、録り漏らしもなく文字起こしの精度も非常に高いと感じた。賑やかなカフェでは、指向性の高い特殊なマイクでない限りは、隣の席の大きな声を拾ってしまうことが多い。なるべく話を聞きたい相手の近くに置く必要があるが、iPhoneと違って相手の前にスッと置きやすい形状だ。

また、Notta Memoと連携したアプリ内で『マイク感度』の設定を調整することができる。騒がしい場所では、感度を下げて話者に近づけることでより良い録音データを得られるという。

さらに、通話やビデオ会議の録音も可能だ。専用ケースに入れてスマートフォンの背面に貼り付け、切り替えスイッチを『通話モード』にすることで対応できる。通常、アプリの録音機能を使う場合は相手に録音許可を求める必要がある。悪気はなく単にメモを取りたいだけでも、警戒されることもある。相手への自動アナウンスなしに録音できる点は、非常に使い勝手が良い。もちろん、本来は録音していることを相手に伝えるべきだとは思うが。

テキスト文字起こしが、AIのおかげでさらに便利に

実際に使ってみると、Notta自体の文字起こしの精度の高さには驚かされる。さすが日本語に特化しているというだけのことはある。また、英語を含む58言語に対応した翻訳機能もある。筆者は英語が不得手なのだが、英語の取材時も録音データから文字起こしができるので、内容をこれまでより間違いなく、さらに深く理解できるようになった。

また、筆者の取材の場合、製品名など固有名詞が多く、そういう特殊な単語は誤認識されやすいのだが、文字起こしテキスト側を修正することで、今後の文字起こしに反映されるのは大変ありがたい。使えば使うほど、Nottaが賢くなる感じだ。

要約機能も非常に便利。長い取材でも要約して概要をつかみやすくなっているし、会議の時には決定事項やネクストアクションを書き出してくれる。また、最新の機能である『Notta Brain』を使うと、すべての録音データを横断して特定の話題を串刺し検索して探すこともできるし、その内容について質問したりすることもできる。録音データがトータルで『知性』として活用できる感じだ。

配信元: Dig-it

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