4月期スタートのフジテレビドラマの合同会見「FUJI DRAMA COLORS 2026 SPRING」で、異例のシーンが訪れた。3月2日のこの会見には、6本のドラマのキャスト9人が出席したが、そのうちのひとりが本郷奏多だった。東海テレビの制作で土曜深夜に放送される「時光代理人」で佐藤大樹とダブル主演している。
これは人気アニメのドラマ化であり、写真の世界に入る能力を持ったバディが、後悔を抱えた依頼人の人生と向き合う新感覚ヒューマンストーリーだ。
作品の内容と絡め、変えたい過去を聞かれた本郷はなんと、次のような言葉を口にして、報道陣を驚かせたのである。
「1年ちょっと前くらいの過去に行って、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株を爆買いしますかね。今、2倍くらいになっているので(笑)」
なんともキツめなブラックジョークの返答だ。
これに司会の伊藤利尋アナが呼応する。
「我々的には2年くらい前に戻りたいですけどね」
さすがの伊藤アナの返しだったが、まさか本郷がフジテレビをイジるとは想定外だっただろう。
「6本のドラマの中では最も記事になりづらかったので、きわどいイジりでなんとか盛り上げて記事にしてもらおうと、張り切ってしまったのでは」(会見に出席した記者)
とはいえ、その努力もむなしく、掲載された各ウェブニュースサイトの記事の中で、この件をクローズアップしていたのは5本にも届かなかった。
本郷の発言を深堀りすれば、あの「中居正広スキャンダル」が表面化する前の昨年1月前半におけるFMHの株価は1700円から1800円台。
その後、フジテレビの業績は悪化しているにもかかわらず、現在に至るまで株価は右肩上がりで、ここ最近は3500円から3600円台で取り引きされている。本郷のブラックジョークを裏付けた形だ。
そんな本郷は今年1月1日に、一般女性との結婚を発表している。将来に向け、しっかり株で資産形成しているのかもしれない。
(高木光一)

