●小世帯の生活ではタイパとスペパが重要
近年、無駄を削減して効率化しようという意識は非常に高くなってきている。不要と思われる時間を省くタイパやスペースを有効活用するスペパなどが、その代表例だ。
総務省が5年ごとに実施している住宅・土地統計調査によると、2023年に居住世帯のある住宅の建て方をみると、一戸建ては52.7%で長屋が2.3%、共同住宅は44.9%だった。
この共同住宅の44.9%という割合は過去最高で、前回調査の2018年から6.9ポイント増。一方の一戸建ては、2018年比で2.0ポイント増だった。また、この共同住宅の割合では東京都が71.6%と全国で突出しており、大阪府は57.4%、神奈川県57.0%、福岡県54.8%と人口が集中する大都市圏では一戸建てよりも共同住宅の方が多くなっている。
地域差はあるが、2010年代後半から1住宅あたりの床面積は減少傾向にある。特に小世帯はファミリー層と比べて世帯の構成人数が少ないため、住居空間もファミリー層より小さくなりがちだ。
また、誰にとっても時間は有限で、この限られた時間を上手に使うのがタイパの目的といえるだろう。世帯の構成人員が1~2人の小世帯にとっては日々必要な家事の分業ができず、パートナーとの2人世帯では共働きが圧倒的に多いため、家事時間の短縮は切実といっても過言ではない。
このような小世帯の生活の実態を受けて、パナソニックは小世帯のニーズに対応して時間と空間にゆとりを作り、心地よく過ごせる商品を提案している。
●コンパクトかつ使いやすいドラム式洗濯乾燥機
小世帯にとって、洗濯した衣類を“干す”“取り込む”という作業は時間を有効活用する際のボトルネックといえるだろう。ドラム式洗濯乾燥機なら乾燥までできるので、“干す”“取り込む”の手間と時間の大幅な削減が可能だ。しかし、ドラム式洗濯乾燥機は大型で、設置スペースがないために諦めている人もいるのではないだろうか。
パナソニックのNA-SD10UBL(以下、UBL)とNA-SD10HBL(以下、HBL)は、ともに洗濯容量10kg、乾燥容量が5kgのななめドラム式洗濯乾燥機。本体の奥行は同社の縦型8kg全自動洗濯機よりわずか15mm大きいだけで、一般的な防水パンに収まるコンパクトサイズだ。さらに高さは960mmで、取水用の水栓の位置を気にすることなく設置でき、小世帯に最適なモデルとなっている。
小世帯では、帰宅後の夜に洗濯に取り掛かることもあるだろう。その際、気になるのが近隣に対する振動だ。両モデルは制振ダンパーと上づりスプリング、3D見張りセンサー、流体バランサーを組み合わせた、住宅環境に配慮した低振動設計である。
また、両モデルともダウンジャケットコースを搭載し、ダウンジャケットが自宅で洗える。汚れ落としはもちろん、中わたの片寄りも抑えてキレイに仕上げるので、クリーニングに預けて持ち帰るコストや手間がかからない。
UBLとHBLは洗濯・乾燥容量やサイズは同じだが、搭載機能には違いがある。UBLは液体洗剤と柔軟剤が自動投入で、「スマホで洗濯」アプリを使えば外から運転や予約ができる。また、洗濯が終了すると通知で知らせ、さらに本体に搭載していないアプリ専用コースでの運転も可能だ。
一方のHBLの自動投入は液体洗剤のみだが、投入できる洗剤の分量はUBLの倍近い約1780mLだ。アプリには対応していないが、温水洗浄に対応しており、シワとり・消臭コースも搭載している。機種選択の際はそれぞれの特徴を押さえて選ぼう。

