頂点を目指した熱き挑戦――グランプリ発表
緊張と躍動が交錯する7校の発表を終え、いよいよ全国130校から「クエストカップ」の頂点が決まります。
準グランプリ 大妻中野高等学校「Reso5」――レゾナック

「『見えないチカラ』で社会を豊かにするレゾナックならではの実験的プロジェクトを提案せよ!」に対し、空気の状態を可視化するオブジェクトを提案。
「全編を日本語で挑戦した」という帰国子女のメンバーは、第二言語で全国大会に出場できた経験に、喜びを口にしました。
グランプリ 関西創価中学校「紗麗望仁組」――鴻池組

ミッションは「『自然と人がとけあう』社会へと革新する鴻池組の未来プロジェクトを提案せよ!」。
気分が憂鬱になりがちな雨の日を、逆転の発想で“生かす形”に変えたテーマパーク「Syn Park」を提案。審査員からは「身近なテーマで提案内容がわかりやすく、みんながワクワクする企画」と高く評価されました。また、プレゼンテーション能力の高さと練習の成果も印象的で、グランプリの決め手となったようです。
グループリーダーはこの評価に「チームみんなのおかげでここまで来れて、もうすっごい楽しかったし、嬉しいです。ありがとうございます」と喜びを噛みしめていました。
探究の芽が示す未来への可能性

審査員を代表し、法政大学教授の児美川氏は「無理にグランプリを決めなくてもいいじゃないか、と感じるくらい各校ともすばらしい発表」とした上で、今回のクエストカップについてこう振り返りました。
「発表のアプローチや表現方法はチームごとに違いますが、『探究』のプロセスには共通した流れや考え方が見られます。企業からのミッションをかみ砕き、日常の体験からテーマに落とし込み、そこから導きだされたアイデアを検証・データ収集する。これをしっかり行ったチームの発表には、深みと安定感があります」
また児美川氏は、提案に附随する現実的な課題も把握した上での発表を高く評価。課題解決の可能性の広がりに期待を寄せます。 最後に、全てのチームの挑戦、学び、努力に敬意を表すとともに、「今後の学生生活も、自信を持って取り組んでほしい」と締めくくり、総評としました。
