●日本市場を制すれば世界を制す
LexarのAPAC General Managerのウィリアム・リュー氏は、2026年がLexarにとって特別な年であると位置付ける。「Lexarが創業してから30周年を迎える年であり、サッカーアルゼンチン代表チームとグローバルパートナーシップを結んだ年であり、日本市場での事業戦略をさらに加速させる年でもあります」と語る。
Lexarは1996年に米国カリフォルニア州で設立。現在は世界70カ国以上、1億人を超えるユーザーにストレージソリューションを提供する。業界団体であるCFA(The CompactFlash Association)のエグゼクティブメンバーやSDA(The SD Association)の理事、ITMA(The Intelligent Terminal Microelectronics Association)の共同創設者を務めるなど、業界との関係も深い。
製品では1996年に世界初のCFカード規格、2013年に世界初のワークフロー、24年に世界初のメタルSDカード、25年に世界初の1TB microSD Expressを発表するなどの実績がある。
今回、日本市場に参入する狙いについて、日本営業統括を務めるLexer Japan Sales Directorのデリック・タン氏は「日本は品質に対して非常に厳しい、高付加価値なプレミアム市場です。日本で成功することは、グローバルで最高品質を証明することにつながると考えています」と語る。
また主要なデバイスやカメラメーカーの拠点が多くある点や、戦略的な半導体製造拠点が集積している点も、日本市場が重要である理由の一つとする。
●日本のユーザーに高品質やサポート力をアピール
さらに、日本のユーザーに「安心感・信頼感」を届けるため、次の四つの取り組みを強化すると明らかにした。
(1)高品質へのこだわり
TIPA World Awardsを受賞した「Professional DIAMOND CFexpress 4.0」や自社開発のコントローラーを搭載するmicroSDXCカードなど高性能な製品を展開する。
(2)安定感のあるブランド力
キヤノンと連携したSDXCカードやDJIが公式推奨したmicroSDXCカードなど、日本ユーザーになじみのある企業と連携している点などで安心感や安定感のあるブランドであることをアピールする。
(3)サポート力
無料のデータリカバリーツールの提供や国内でのコールセンターや技術サポートセンター、すべての製品で広範なテストを実施する品質ラボなどをアピールする。
(4)販売チャネルの拡大
ビックカメラやエディオン、ヨドバシカメラ、カメラのキタムラ、Amazonなど販売チャネルを拡大する。

