最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
田中碧を擁するリーズも安全圏ではない。プレミアリーグ残留争いの行方。現時点で降格確率100%のクラブは?【現地発】

田中碧を擁するリーズも安全圏ではない。プレミアリーグ残留争いの行方。現時点で降格確率100%のクラブは?【現地発】


 プレミアリーグは28~29節を消化した。優勝争いや欧州CL出場権争いに注目が集まる一方、プレミア残留をかけた熾烈な戦いも佳境に入りつつある。

 来季の降格は、通常通り3クラブ。現実的に見れば、最下位ウォルバーハンプトン、19位バーンリーの2クラブは、残り試合数や勝点差を考慮しても、巻き返しは極めて厳しい。問題は残りの「1枠」だ。危うい位置にいるのが、18位ウェストハムと17位ノッティンガム・フォレストの2クラブである。

 最も危ないのはウェストハムだ。残り日程にはマンチェスター・シティ(H)、アストン・ビラ(A)、アーセナル(H)と上位陣との対戦が控える。日程面の厳しさは明らかである。

 さらに深刻なのは守備だ。リーグワースト2位の54失点。とりわけセットプレーからの失点が目立ち、守備組織の脆弱さは改善されていない。

 さらにホーム14試合でわずか3勝という数字も不安材料だ。本来なら大きな後押しとなるはずの本拠地だが、陸上競技場をサッカー場に仕様を変えるスタジアムはピッチとスタンドの距離が遠く、熱量が伝わりにくい。近年の低迷もあり、スタンドにはどこか冷めた空気も漂っている。

 昨年9月から指揮を執るヌーノ・エスピリト・サント監督が守備を立て直せるかどうか。ここまで守備が弱点となっているだけに、ディフェンスの整備が最大の分岐点だ。改善が見られなければ、ロンドンの人気クラブが2部降格という現実を突きつけられる可能性はある。
 
 僅差で続くのがノッティンガム・Fである。今季だけで3度の監督交代。現在のヴィトール・ペレイラ監督は、実に4人目の指揮官だ。

 開幕から間もなくヌーノ監督が解任されると、後任のアンジェ・ポステコグルーもわずか39日で退任。さらに昨年10月から指揮を執ったショーン・ダイチ監督も4か月で解任されるなど、クラブは完全に方向性を見失っている。

 ギリシャ人オーナー、エヴァンゲロス・マリナキスはクラブ運営に積極的に関与することで知られるが、今季は現場への直接介入が災いし、不安定さに拍車をかけている。

 実際、ペレイラ監督のもとでも劇的な改善は見られない。3月1日のブライトン戦(1-2)では、守備の寄せが甘く、組織として機能していない場面が散見された。リーグ終盤に差しかかるなかで、守備が整わないのは致命的だろう。

 とはいえ、希望はホーム、シティ・グラウンドの存在だ。熱狂的なサポーターが後押しする終盤戦で、どれだけ勝点を積み上げられるか。ここまでチームとしての一貫性のなさが災いしてホームでも勝点を積み上げられていないが、残留への道はそこにかかっている。

「まさかの降格候補」と言えるのが16位のトッテナムだ。本来は強豪の一角。6万2000人収容の本拠地を誇るクラブが、26年に入ってからリーグ戦で未勝利(4分け6敗)、しかも現在4連敗中と急失速している。

 トーマス・フランク監督が2月に解任され、後任に元ユベントス指揮官のイゴール・トゥードル監督を招聘した。しかし初陣のアーセナル戦で惨敗すると、続くフルアム戦でも4-4-2の2トップシステムを急遽採用しながら1-2で敗れた。状況は好転していない。

 そのフルアム戦の試合前会見では、ユベントス時代に用いた「1日2回の練習」をトッテナムでも行なうかについて、記者から質問が飛んだ。通常、プレミアクラブでの練習回数は1日1回。トゥードル監督は「いや、行なわない」と否定し、「3回だ」とジョークを言って記者団を笑わせる余裕もあった。だがフルアム戦の敗戦で、指揮官へのプレッシャーは一気に高まっている。
 
 何より気がかりなのは、選手から覇気が感じられないこと。ボールを保持できず、守備も脆い。チームの一体感が希薄だ。

 もっとも、本来の「クオリティ」と、今後の比較的組みやすい「試合日程」を考えれば、残留争いから抜け出せるはずである。ただ低調なパフォーマンスが続くなら、降格圏に飲み込まれる可能性は否定できない。それほど最近のパフォーマンスは懸念事項だ。昨季は欧州リーグに力を入れて優勝を果たしたものの、リーグ戦の順位は降格圏ひとつ手前の17位だった。強豪の真価が問われる。

 15位のリーズも、まだ安全圏ではない。シーズン途中から導入した3バック(守備時は5バック)への変更が奏功し、中盤に強度の高い守備的MFを並べる形も一定の成果を上げているが、安易な失点癖は残る。

 ただ特筆すべきはホームでの強さだ。14試合で6勝と、下位クラブでは抜群の安定感を誇る。本拠地での勝点積み上げが、残留への大きな支えになるはずだ。シーズン後半戦から出番が限られている田中碧にとっても、ここからが正念場。チームの危機を救う存在となれるか。
 
 ウォルバーハンプトン、バーンリーの2クラブは厳しい状況にある。残る1枠を埋めるのはノッティンガム・Fか、ウェストハムか。そこへ急降下中のトッテナムが絡めば、三つ巴の様相を呈する可能性もある。

 なお、サッカーの統計・分析を提供する『オプタ』が3月3日の試合前に発表したデータによれば、降格の確率はウェストハムが69.4%。ノッティンガム・Fが25%、トッテナムが5%、リーズが2.1%と続く(※ウォルバーハンプトンは100%、バーンリーは98.1%)。だがこうしたデータやスタッツ通りに進まないのが、残留争いの難しさであり、厳しさでもある。

 残留争いは、最後の1試合まで緊張感に包まれそうだ。涙を飲むのは、果たしてどのクラブか。シーズン終盤戦から目が離せない。

取材・文●田嶋コウスケ

【画像】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に!

【記事】「干されてる」「相当評価低いし深刻すぎる」昨季MVPの日本代表MFがリーグ戦6試合連続出番なし…ファンは不満「未だに納得いってない」

【記事】「厳しく非難した」大記録達成の40歳鉄人が同僚の三笘薫を叱責と現地報道「少し緩くなることがある」
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ