『NEW JAPAN CUP 2026』後楽園ホール(2026年3月4日)
中原大誠デビュー戦 ○松本達哉vs中原大誠×
新人・中原大誠が聖地・後楽園でデビューを果たした。
中原は2001年2月5日、福岡県筑紫野市出身の25歳。高校時代にレスリングを経験し、2023年4月に入門。2年10ヵ月間の練習生期間を経て、デビューにこぎつけた苦労人だ。この日、聖地で初陣を迎え、松本と対戦した。
花道を駆け抜けて初マットを踏んだ中原は阿部誠リングアナのコールを受けると雄たけび。開始のゴングを聞くとレスリング仕込みのタックルの構えをみせ、グラウンドヘッドロックに捕まっても、すぐさまヘッドシザースで脱出。リストの取り合いでも渡り合った。
飛行機投げからの腕ひしぎ逆十字を狙われても、ダブルレッグロックで切り返した中原はスリーパーもハンマーロックで切り返す。レッグロックを腕十字で切り返されそうになっても体を入れ替えて回避。松本が脇固めで捕らえても前方回転で逃れた。
松本が腕ひしぎ逆十字固めで捕らえると、中原はニアロープで命拾い。松本はなおもチキンウイングアームロック、脇固めで絞め上げたが、中原はいずれもロープに逃れてみせる。果敢にチョップを見舞い、エルボー一発で返り討ちにされてもエルボー連打で立ち向かい、ドロップキックを連発。ボディスラムからの逆エビ固めで捕らえた。
松本は先にデビューした“先輩”の意地でロープに脱出。中原はストンピング、エルボーを連発して攻め立てたものの、松本が打点の高いカウンタードロップキックで返り討ち。2カウントで返す中原を水車落としで叩きつけ、逆エビ固めで絞め上げてギブアップを奪い、シングル初勝利を挙げた。
デビュー戦を敗戦で終えた中原は四方に深々と一礼。這いつくばりながらリングを降りると、何度も叫び声を上げて悔しさを爆発させた。バックステージで「この舞台に立つまで凄く悔しい思いもしたし、ツラい思いもしました。でも、3年かかりましたが、やってきたことに間違いはなかったなと、今、確信しています」と話した中原は「ここまでのかかった時間、やってきたこと、全部間違いじゃなかったって、これから自分が証明してみせます! 観ている人の記憶に残る試合をしたいです。そしてどんな時でも、どんな相手が立ちはだかっても、勝ちにこだわる、そんな姿勢を見せたいです」と誓ってみせた。
【松本の話】「ハァー! ハァー! ハァーッホ! 中原、お前、メチャメチャいい根性とよ、メチャメチャいいドロップキック持ってんじゃねぇか。オォ、飛んだかと思ったよ。まぁでも、今日の勝利は俺の勝利。プロデビューして6月18だから8カ月ちょっと? 今日、プロ初勝利らしいよ、なぁ。まぁでもこんなんで余韻に浸ってる場合じゃねぇんだよな。こっから『NEW JAPAN CUP』、俺がいくつ組まれるか知らないけど、後藤さん、YOSHI-HASHIさん、オレッグさんもそうだな。後藤革命軍はじめ毘沙門チン、あのお三方のフォローに徹するべく、松本、もっと精進します。ありがとうございました」
【試合後の中原】
▼中原「アァーッ! 本日デビューさせていただきました、2023年4月入門の中原大誠と申します! この舞台に立つまで凄く悔しい思いもしたし、ツラい思いもしました。でも、3年かかりましたが、やってきたことに間違いはなかったなと、今、確信しています。ここまでのかかった時間、やってきたこと、全部間違いじゃなかったって、これから自分が証明してみせます! お願いします!」
──目標とするレスラーはいますか?
▼中原「目標とするレスラーですか? 目標はいないです。憧れた選手はいるんですけど、今はいないです。ただ少し答え方を変えていいですか? 観ている人の記憶に残る試合をしたいです。そしてどんな時でも、どんな相手が立ちはだかっても、勝ちにこだわるそんな姿勢を見せたいです。以上です」

