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松たか子主演映画「ナギダイアリー」に石橋静河&松山ケンイチの出演決定 キャスト陣のコメントも到着

松たか子主演映画「ナギダイアリー」に石橋静河&松山ケンイチの出演決定 キャスト陣のコメントも到着

松たか子主演映画「ナギダイアリー」に石橋静河、松山ケンイチが出演する
松たか子主演映画「ナギダイアリー」に石橋静河、松山ケンイチが出演する / (C)2026 ナギダイアリー・パートナーズ / Survivance / Momo Film Co.

松たか子が主演を務める映画「ナギダイアリー」が9月25日(金)より全国で公開される。このたび、石橋静河、松山ケンイチの出演が明らかとなり、キャスト陣からのコメントも到着した。

■戯曲「東京ノート」から着想 人々との出会いをきっかけに過去と向き合う人間ドラマ

本作は、「淵に立つ」(2016年)、「LOVE LIFE」(2022年)などカンヌ、ヴェネチアをはじめ世界で高い評価を受ける深田晃司監督の最新作。劇作家・平田オリザ氏の「東京ノート」(1995年)に着想を得て、監督自ら9年の歳月をかけて、企画の立ち上げや脚本の執筆を手掛けた。

ある喪失を胸に、自然豊かな町「ナギ」でひとり創作を続ける彫刻家の寄子。ある日、東京と台湾で建築家として活躍する友梨が彫刻のモデルを務めるため、数日間の休暇をとって寄子のもとを訪れる。若くして妻を亡くした寄子の幼なじみ・好浩、そして息子の春樹とその親友の圭太…人々との出会いが穏やかな日常に小さな揺らぎをもたらし、それぞれが目を背けてきた過去と内面を浮かび上がらせていく。価値観を揺さぶる、緻密で驚異的な人間ドラマとなっている。

主人公・寄子を演じるのは松たか子。深田監督とは初のタッグとなる本作で、癒えない喪失を抱え、ひとり彫刻制作に没頭する寄子という複雑なキャラクターを演じた。

東京から彫刻のモデルを務めるため寄子を訪れる友梨を演じた石橋。初主演作「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2018年)でブルーリボン賞ほか新人賞を受賞し、その後も映画やドラマ、舞台で活躍している。2026年度後期のNHK連続テレビ小説「ブラッサム」では、主人公・葉野珠役で出演することが決定している。

さらに、寄子の幼なじみで役場に勤めるキーパーソンの好浩を松山が演じる。松山は確かな演技力で作品を支え、「テミスの不確かな法廷」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合)では主演を務めている。
石橋静河
石橋静河 / (C)2026 ナギダイアリー・パートナーズ / Survivance / Momo Film Co.


■遠藤寄子役・松たか子 コメント

奈義町での約1カ月は、静かで、なんだかんだあっても平和で、様々なことに知恵を絞って、皆で助け合った日々でした。そんな生活の中で撮影したお話、楽しんでいただけたら幸いです。奈義の皆さん、そして彫刻家の吉田愛美さんに心からの感謝を込めて。

■坂下友梨役・石橋静河 コメント

完成した映画を観たとき、春の変わりゆく光の中で、それぞれのキャラクターの儚さと強かさが美しく映し出されていると思いました。尊敬する松たか子さんと、寄子と友梨として過ごした時間は私にとって財産です。深田監督が描いた心地よい不安定さを、ぜひ劇場でたくさんの方に観ていただきたいです。

■井口好浩役・松山ケンイチ コメント

深田監督とご一緒できる事、とても楽しみにしていました。現場では穏やかな時間や空間、演出の下で透明に近い表現ができたような気がします。それは共演の松さんや石橋さんとご一緒できたからというのも大きな要因です。そして何より奈義町で滞在中、町をあげて撮影隊を支えて頂き、雄大な自然とそこに暮らす人々の暖かさの中で素晴らしい撮影ができました。この地でしか出来なかったであろう作品を、どうぞ楽しみにしていてください。

■深田晃司監督 コメント

「ナギダイアリー」という作品は、岡山県の奈義町で撮影をしています。その出会いは偶然のような、偶然の皮を被った必然のような不思議なものでした。奈義町にあるとても素敵だと噂の美術館で平田オリザさんの代表作「東京ノート」を映画化できないかという夢のような話が持ち上がりました。「東京ノート」が大好きな私はすぐにその話に飛びつきました。

東京から7時間をかけたどり着いたその美術館は、奈義町ののどかな景観に突然降り立った宇宙船のようで、前に立つだけでも何か新しいことが起きそうな予感に満ちていました。宇宙船に入り込み、磯崎新(建築家)によって設計された静謐な空間で時を刻む荒川修作(美術家)や宮脇愛子(彫刻家)らの作品に衝撃を受け、その余韻に浸りながら、美術館のガラス窓に覗く那岐山を見て思ったのは「ここで東京を舞台にした映画を作るのはもったいない、奈義町を舞台にした『奈義ノート』を作りたい」という衝動でした。

こうして、いつの間にか企画は「東京ノート」に後ろ髪をひかれつつもオリジナルな映画として歩み始めることとなりました。その日から自分でも思いもよらなかったほどの長い時間を奈義町で過ごすことになりました。奈義町に住み、歩き、眺め、話し、食べ、立ち止まり、雪に埋もれ、また歩き、といった具合で、自分にとってこの作品ほどカメラを据えレンズを向ける(それは暴力的な行為でもある)その土地と人について考えた作品はありませんでした。

気づけば最初の訪問から9年間が経ちました。東京から来た異邦人を暖かく迎えてくれた奈義町の人々と、素晴らしい俳優たち、スタッフたちと一緒に、この小さいような大きいような不思議な映画は出来上がりました。本当に感謝しかありません。

■「ナギダイアリー」あらすじ

近くの山から切り出される木でひとり彫刻を作る寄子。ある日、東京と台湾で建築家として活躍してきた友梨は、数日間の休暇をとって、別れた夫の姉・寄子のもとを訪れる。

都会にはない「ナギ」での穏やかな生活。妻を亡くした寄子の幼なじみの好浩、そして息子の春樹とその親友の圭太――人々との出会いは、日常に小さな揺らぎをもたらしていく。やがて、彫刻のモデルを毎晩つとめるなかで寄子の知られざる喪失に触れ、友梨にも変化が起きていく。

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