((c)2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED)例えばあなたが25年勤めた会社を、突如クビになったらどうしますか?
そんな境遇に陥った男の悲哀を、ブラックユーモアたっぷりに描く『しあわせな選択』が3月6日より公開。
家族との生活を守るため、斜め上をゆく転職活動に励むこの男を、韓国きってのイケオジであるイ・ビョンホンが怪演。他人事に思えない彼の選択に迫ってみましょう。
■25年を捧げた会社から
((c)2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED)製紙会社に勤務するマンス(ビョンホン)は、妻ミリ(ソン・イェジン)と2人の子供、2匹の犬と共に、しあわせな日々を送っていました。
ところがある日突然、会社から解雇をいいわたされてしまいます。25年も真面目に勤めたにもかかわらず、無慈悲な会社の仕打ちに落胆しますが、気を取り直して、転職活動を開始します。
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■解雇をきっかけにはじまる
((c)2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED)25年のキャリアがあれば、再就職はスムーズにいく…ように見えましたが、現実は厳しい状況。やがてマンスは、自分と似たようなキャリアを持つ「ライバル」がいなくなれば、自身の就職先が見つかると思いはじめ…?
本作は、アメリカのドナルド・E・ウェストレイクが2001年に発表した『斧』が原作。
その舞台を現代の韓国に移し、2022年にカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したパク・チャヌク監督が実写化しています。
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■社会的地位の争奪戦
((c)2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED)注目すべきは、主人公の勤め先が、原作の設定と同じ「製紙会社」であるところ。原作が発表された2001年は、まだ紙媒体のニーズがあるころでしたが、本作の設定である2020年代以降は、明らかにそのニーズは減少傾向にあります。
斜陽ともいえる業界での経験を活かそうとするマンスの姿は、ただ職を失った悲しみより、人生を捧げてきた仕事そのものが、時代遅れになってしまったという現実をつきつけます。それは、自分自身の価値が否定される感覚と同じといえるでしょう。
ビョンホン演じるマンスの追い詰められた必死さがあまりにもリアルで、時に笑いを誘いますが、守るものがある人間は、なかなかにしぶといもの。マンスの選んだ結末は、どんなしあわせの形なのでしょうか?
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『しあわせな選択』
3月6日(金)TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開
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