スーパーGT・GT300クラスに参戦するシェイドレーシングは、第6戦SUGOでのアクシデントの影響により、10月6日、7日に開催されるGTエントラント協会(GTE)主催の合同テストへの参加、そして10月18日、19日に開催される第7戦オートポリスへの参戦を見送ると発表した。
20号車シェイドレーシングGR86 GTは、9月21日に行なわれた第6戦SUGO決勝レース中盤の多重クラッシュに巻き込まれた1台。最終コーナー立ち上がりで31号車apr LC500h GTと接触した777号車D'station Vantage GT3が外側のバリアにクラッシュした結果、脱落したタイヤが後続のシェイドレーシングの左側面に接触。コントロールを失った車両はピットレーン入口側に振られ、それを避けきれなかったGT500クラスの64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTと激しく接触した。
シェイドレーシングの車両が受けたダメージは甚大。フレームにもダメージが及んでいたという情報もある。リリースによるとチームは「車両の修復および今後の活動に向けた体制の見直し」を進めているというが、10月のレースに向けて「万全な状態での参戦が困難」と判断した結果、オートポリス戦の欠場を決めたという。
シェイドレーシングの車両がアクシデントにより大きなダメージを受けるのは、これが今年初めてのことではない。5月のGTEテストで車両火災に見舞われたことで第3戦セパンを欠場。チームがちょうどストックを増やしていたスペアパーツを多数投入することで第4戦富士にて復活を果たしたが、第5戦鈴鹿では決勝レース直前にまたも火災に見舞われ、安全のためレース出走を見送った。
今季3度目とも言える今回の受難。ステアリングを握っていたのはその3回とも平中克幸であり、いずれもケースも彼が大事に至らなかったことは不幸中の幸いと言えるが、相方の清水英志郎もSNSで「災難続きで言葉が出ない」と苦しい胸の内を綴っていた。

