
「大会終盤に初めて自由を得られる」驚異的スタッツも2点止まり…なでしこJを米大手が徹底分析!初戦で証明「可能だ」【女子アジア杯】
なでしこジャパンは3月4日、オーストラリアで開催されている女子アジアカップのグループステージ第1節で、台湾と対戦。2-0で初戦を制した。
61分に谷川萌々子、90+2分に清家貴子が得点し、白星発進したとはいえ、支配率は9割、シュート数はなんと30-0だ。台湾の守備に手を焼き、攻撃面で課題を残した。
この初戦を海外メディアはどう捉えているのか。米大手スポーツチャンネル『ESPN』は、「苦戦も女子アジアカップ初戦の勝利が全て」と題した記事を掲載。次のように伝えている。
「驚異的な支配率やシュート数が必ずしも勝点3を保証するわけではない。だからこそ、予想以上に抵抗され(均衡を破るのに1時間を要し、勝利を確定させたのはロスタイム)たなかでも開幕戦で勝利したことが唯一重要な部分だったのだ」
先制点は、CBの高橋はなからペナルティエリア内でパスを受けた、インサイドハーフの谷川が流し込むというシンプルな攻撃だった。『ESPN』は「61分に日本が突破口を開いたのが、より直接的なアプローチだったのは当然と言えるかもしれない」と見ている。
「日本の攻撃に通常見られるような複雑さは薄れていた。タカハシが放った相手ディフェンスラインを越える斜めのボールがその証左だ」
同メディアはそして「決して順風満帆ではなかったが、予想外の苦戦を経ての勝利は、日本にとって糧となるだろう」と説明。こう締め括っている。
「おそらく、同等の実力を持つ自信に満ちた相手と対戦する大会終盤になって初めて、日本は自らのサッカーを存分に発揮する自由を得られる。前回のW杯(グループステージで優勝国スペインに4-0で大勝した大会)が示すように、日本は攻撃志向の相手と対戦した時に最高のパフォーマンスを発揮するケースが多い。
それまでは、徹底防御を攻略する方法を模索し続けなければならない。初戦での勝利から得られた前向きな点は、それが可能であると証明したことだ」
なでしこジャパンは今後、インド、ベトナムと戦う。攻撃のバリエーションをより多彩にし、より早い時間に先制点を奪えるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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