F1でこの2年間コンストラクターズタイトルを連覇してきたマクラーレン。レギュレーションが大きく変わる2026年シーズンがいよいよ開幕するが、ランド・ノリスは序盤に最速ではなくとも、後手に回っているわけではないと考えている。
2026年シーズンは3月6日にオーストラリアで開幕。今季はシェイクダウンとプレシーズンテストで計9日間の事前テストが行なわれた。現時点で、マクラーレンはメルセデスとフェラーリに次ぐ3番手だと考えている。
昨年躍進しシーズン3位で終えたマクラーレンのオスカー・ピアストリは、ライバル達との力関係について、次のように予想を語った。
「12ヵ月前と同じような形になると言ったら、それはちょっと楽観的すぎるだろうね。僕達は前方グループにはいると思うけど、テストの印象ではメルセデスとフェラーリが、僕らとレッドブルをわずかに上回っているように感じる」
「昨年と同等のパフォーマンスを達成するには、もう一段階良くすることが必要そうだ」
一方でチームメイトで王者のランド・ノリスは、開幕時はトップではなくても、シーズン中の改善は可能だと自信ありげだ。確かにマクラーレンは近年急速にパフォーマンスを改善してきたため、それだけの力があることは証明済みとも言える。
「僕達が後手に回っているとは思わない。仮に2番手、3番手、あるいは4番手であっても、それは後手じゃない。そうだとしても非常に良いスタート位置だと思うけどね」
シーズン終盤には状況が変わっている可能性について訊かれたノリスは、そう答えた。
「過去数年、シーズン中の改善が難しい状況でも、マクラーレンはそれが可能だと証明してきた。そして僕は今もそれを信じている。シーズンは長い。本当に長いんだ」
さらにノリスは、2025年前半戦では予選に苦しんでいた経験が、仮に今年の序盤で思い通りの進み方とならなかった場合でも、慌てずに済む教訓になっていると話した。
「昨年得られた大きな教訓のひとつは、1戦や2戦の不振、あるいはシーズン序盤のつまずきで過度にフラストレーションを感じないことだ。努力を続けていれば、流れは必ず戻ってくる」
「もし最高のスタートを切れなかったとしても、チームが効率的に作業を続け、アップグレードや大きな改良をシーズン中盤以降に投入し、状況を好転させられると、僕は強く信じている」
「仮に良い形でスタートできたとしても、それでも改良を続けて、シーズン中盤にかけてさらに大きく向上していくことを期待している。今週末や序盤数戦の結果だけが全てじゃない」

