フェラーリでの2年目を迎えているルイス・ハミルトンは2026年シーズンが開幕するにあたって、非常にポジティブな姿を見せている。しかしチームメイトのシャルル・ルクレールは今のところ、過度に楽観はしていない。
ハミルトンにとってフェラーリでの最初のシーズンは、決勝レースでは1度も表彰台を獲得できずにシーズンを終えるなど失望の多いものだった。これまでで最も落ち込んだ様子のハミルトンだったが、新レギュレーションが導入される2026年シーズンに向け、彼は非常に上機嫌となっている。
「初年度とはまったく違う。チームで1年を過ごし、文化を理解し、やり方を理解し、一緒に働く方法を見つけたことで、はるかに良い感覚になっている」
ハミルトンはそう語る。
「今はチームとしてとても良い状態にあると思うし、チームと非常にうまく噛み合っていると感じている。ずっと幸せだ」
しかし、チームメイトよりも長くフェラーリに在籍しているルクレールは、今月初めにバーレーンで行なわれたテストが印象的に見えたにもかかわらず、期待は控えめだ。
「今シーズンに向けてはかなりニュートラルな気持ちでいる」と、ルクレールは開幕を前に語った。
「チームとは何年も一緒に過ごしてきたから、どういうものかは分かっている。フェラーリで走ることは非常に特別なことだが、それと同時に多くの雑音も伴うし、現実の状況を必ずしも反映していない期待が生まれることもある。だから今のところ特別な期待は持っていない」
「1日1日を大切にするだけだ。可能な限りベストな仕事をすることに集中する。そしてそれが日曜日にシーズン初勝利を祝うことにつながれば良いと思っている。もしそうならなくても、そこから状況を受け入れて改善していくだけだ」
そしてルクレールは、ハミルトンが示している前向きな姿勢については、こう付け加えた。
「ルイスが別の状態にいるように見えるかと言われれば、そうは思わない。彼は単純にとても興奮しているのだと思う。昨年チームに加わるときも非常に興奮していたし、今回の新しいマシンの登場にもとても興奮している。それは僕も同じだ」
「だから、最初のレースを良い形でスタートさせたいという大きな興奮がある。そして僕ら2人だけでなく、チーム全体として今シーズンにできるだけ万全の状態で臨めるよう、舞台裏では多くの作業が行なわれてきた」
さらにルクレールは、新レギュレーションによって予測できない要素が残っていることにも触れた。
「興味深いレースになると思う。これまでの、もう少し伝統的なマシンの時代には、レギュレーション変更があるたびに、開幕戦までにあらゆる状況をテストしていた」
「だけど今年のマシンでは、まだ未知のシナリオがいくつも残っている。例えばセーフティカー後のリスタートなど、実際にはテストで再現できない状況があり、それがいくつかのサプライズをもたらすかもしれない。それも含めて楽しみにしている」

