【中高年の副業マニュアル2】
物価高が続く昨今、本業以外の収入源を模索する人は少なくない。だが、巷に溢れる副業メソッドは競合だらけ。そこで注目したいのが、昭和・平成のおじさん世代の「経験」や「環境」を逆手に取った意外な稼ぎ方だ。古着輸入やAI占い、夜の街の送迎まで、令和の副業最前線を徹底取材してみた。(全3回中の2回)
【中高年の副業マニュアル1】を読む
昭和の大人向け雑誌が高騰中!
低資金、低リスクで始められるため副業の王道と言われる「せどり」。だが、あまりにも多くの媒体で紹介され続けた結果、今では競合だらけのレッドオーシャンに。
豊富な時間や足を使って奔走しなければ、まとまった利益を得るのは難しい旗色だ。ところが、ニッチな流行に目を付けて荒稼ぎしている猛者もいる。
「昭和から平成初期の大人向け雑誌が高騰してます。その時代に熱い青春を送ったおじさん世代が懐かしがって購入するんですよ。特に、今では絶対に発行できないマニア系は数万円のプレ値が付くことも珍しくありません。しかも、雑誌を解体してスキャンしたデータも売れるので、違法に販売している者も少なくないんですよ(笑)」(せどり業者・54歳)
ただ、データはメルカリやヤフオクといったまともな販路で売ることは難しく、個人撮影の動画販売がメインの悪名高いサイトなどで売られているという。犯罪に手を染めることなく、古書店を物色したり、青春時代に自ら納戸に仕舞い込んで忘れたままになっている雑誌を引っ張り出して出品してみよう。
【関連】日本最大級のAIコミュニティー運営会社代表・木内翔大が断言! AIスキルがあれば「定年後に時給3000円以上目指せる」
AIの回答を丸読み!「にわか占い師」が激増中
近年、副業界隈で最も注目されているのが「生成AI系ビジネス」だ。この人工知能に指示をしてセクシー画像やビジネス書の原稿を作り出して販売し、楽して儲けようといった風潮があるが、当然、そう甘くはない。
片手間で作られたような作品はどれも似たりよったりの粗悪さで、まったく販売物として体をなさないからだ。
それゆえ、完成度の高いものを作るためには、かなりの手間暇をかけねばならないのが実状。ラクができるどころか、自分で一から作ったほうが早いことすら多く、これでは本末転倒だ。
「商業向け作品の分野では実用性がもう一歩なAIですが、悩み相談やカウンセリングといった面では既に専門家や医者顔負けの回答をしてくれます。同様に、名前や誕生日などのデータを入力して占いをさせると、その辺の占い師以上にズバズバと当てられて驚く限り。なので、これのみに頼って、知識ゼロのままスキルマーケットで個人鑑定を始めたところ、これがめちゃくちゃ当たると評判になりまして。今ではリピーターだらけですよ(笑)」(にわか占い師・40歳)
相手の情報は事前にメールやLINEで送ってもらい、鑑定を返信する方式。パソコンに表示されたAIをリライトしたものを送信しているが、現在のAIは情に訴える文章も特異なため、人気を呼んでいるという。
【中高年の副業マニュアル3】に続く
『週刊実話 ザ・タブー』3月13日号より
