3月6日(金)、岡山国際サーキットでスーパーGTの公式テストがスタートした。初日午前のセッションは36号車au TOM'S GR Supraがトップで、タイムは1分17秒446だった。
2026年のスーパーGT開幕に先駆けた公式テストがついに始まった。GT500では1月のセパンテストを皮切りに2月には国内で非公式のメーカーテストを実施、GT300はGTエントラント協会の主催テストなどで準備を進めてきたが、両クラスの参戦車両が一堂に会するのはこれが初めてだ。
なお岡山テストは従来の土日開催と異なり、金土開催という変則スケジュール。平日開催となる初日は一般公開されていない。今季は岡山、富士で2週連続で公式テストが実施されるスケジュールとなったが、両テストを土日開催としてしまうと車両メンテナンスに十分な時間を確保できない、といったチーム側の事情も考慮して日程調整がなされたようだ。なお富士テストは15日(日)、16日(月)の日月開催だ。
午前セッションは9時30分に定刻通りスタート。天気は曇りで、気温10℃に満たない肌寒いコンディションだ。なお2月中旬の時点で新車両を製作中とされていたGAINERの11号車はこのテストにエントリーしていたものの、サーキットに車両の姿はなし。GT500が14台、GT300が28台でのテストとなった。
セッション序盤には、昨年初優勝で話題をさらったGT300クラスの5号車マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号がバックストレート脇でストップ。赤旗が出されたが、その後はスムーズにセッションが進み、2時間の走行後にはFCYテストも実施された。
テスト開始直後から目立ったタイムを見せていたのは、昨年のGT500を席巻したトヨタGRスープラ。38号車KeePer CERUMO GR Supra、36号車au TOM'S、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraは早々に1分18秒台のタイムに入れると、他陣営も18秒台に入れてきた頃にはau TOM'Sの坪井翔、KeePer CERUMOの大湯都史樹が1分17秒台のタイムでトップと2番手に位置した。
GT500各車は10周前後のランを繰り返し、まとまった周回を重ねていたが、ラップタイムを見る限りはレース想定のロングランに入ったチームはなさそう。ただ初日午後は雨が降る可能性もあり、決勝ペースの確認は2日目に持ち越されるかもしれない。
終盤に目立ったタイム更新はなく、トップタイムはau TOM'Sの坪井が記録した1分17秒446だ。これは昨年の開幕戦Q1でau TOM'Sが記録したトップタイム(1分17秒157)にも既に肉薄している。2番手はKeePer CERUMO大湯が記録した1分17秒723だった。
3番手は12号車TRS IMPUL with SDG Zの1分17秒764(ベルトラン・バゲットが記録)で、今季から3台体制となった日産陣営の最上位となった。今季から投入され注目を集めるホンダの“HRC PRELUDE-GT”は、17号車Astemo HRC PRELUDE-GTの塚越広大が記録した1分18秒011の5番手タイムがベストであった。
なおGT300クラスは、LC500投入2年目となる60号車Syntium LMcorsa LC500 GTがトップタイム。今季からGT300にも参戦するROOKIE Racingの32号車ENEOS X PRIME AMG GT3が2番手につけた。

