
北村匠海が主演を務め、北村、林裕太、綾野剛が第30回釜山国際映画祭で最優秀俳優賞を受賞した映画「愚か者の身分」が10月24日(金)に全国公開される。このたび本編映像が公開された。
■若者たちと隣り合わせの“闇”を描いた逃亡サスペンス
原作は、第二回大藪春彦新人賞を受賞した、西尾潤「愚か者の身分」(徳間文庫)。
SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たちの個人情報を引き出し、戸籍売買を日々行うタクヤ(北村)とマモル(林)。彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。
タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野)の手を借り、マモルと共にこの世界から抜け出そうとする。
■本編映像が初公開
マモルとタクヤが闇ビジネスをするワンシーンが初公開された。
ずらりと並んだ女性の名前が貼られたスマホを前に、マモルは次々に届く男性からのメッセージに女性を装って返信。ところがそこへ帰宅したタクヤが現れ、マモルの稚拙な返しにツッコミを入れる。「アハって…お前、何時代の人?」と呆れ顔を見せると、スマホを奪い取り、女性になりきった仕草で余裕たっぷりに返信していく。
「お腹減った…何食べよ」「お肉!!でも私、一人でお店入ったことない」「マジで?俺でよかったら付き合うけど」「うそ!?やたー!」と会話を重ね、わずか数秒で男性を“釣り上げた”タクヤは、「はい、釣れた!口に出すんだよ、コツは。なりきれ」とドヤ顔を見せる。
闇バイトという危険な場面でありながらも、タクヤとマモルの心を寄せ合う兄弟のような姿がみられ、闇と日常の風景のコントラストが鮮烈に刻まれたシーンとなっている。

