株式会社ニコンイメージングジャパンが運営するフォトライフスタイルWEBメディア「NICO STOP(ニコストップ)」は、ブランドコンセプトである「写真がもたらす豊かさ」をテーマに、初のオリジナルドラマ『ひかりと、まばたき。』を制作。NICO STOPの公式YouTubeにて公開中です。
俳優/フォトグラファーとして活躍する古屋呂敏さんと、映像ディレクターの橋本侑次朗さん、写真家/映像監督の軍司拓実さんがタッグを組み、全編を最新のシネマカメラ「ZR」とNIKKOR Zレンズで撮影。廃校が決まった学校を舞台に、主人公がカメラを通して、さまざまな出会いや再会を果たす物語です。写真が記憶や感情を呼び起こし、人々の人生を豊かにしていく過程を、圧倒的な映像美で描きます。
ストーリー:「学校さ、取り壊しになるんだって。」知人からの久しぶりの連絡をきっかけに、思い出のアルバム作りのため母校を訪れる堤理仁。忘れかけていた学校での日々や、かつて想いを寄せていた人の記憶。思い出の景色を撮影する同級生との再会、ひたむきに夢を追う少女との出会い―。さまざまな人々と、カメラ越しに映る世界に触れるなかで、理仁は‟大切に残しておきたいもの”の輪郭を、少しずつ取り戻していく。古屋呂敏氏主演の、静かで美しい時間が流れる全3話のショートドラマ。
本作の撮影の思い出や見どころから、シネマカメラ「ZR」とNIKKOR Zレンズの魅力など、古屋さん、橋本さん、軍司さんにお話を伺いました。
作品のはじまりと撮影中の思い出
——『ひかりと、まばたき。』はとても美しくてあたたかいドラマとなっていますが、最初に企画を聞いた時の印象はいかがでしたか?
古屋:写真がもたらす豊かさを伝えるためにドラマを作るという企画がとても贅沢ですし、そこに自分がいられることにとてもワクワクしました。
軍司:話のあらすじからすごく素敵になりそうだなと思ったので、その撮影をやらせてもらうということが光栄でドキドキでした。
橋本:これまでもニコンさんのお仕事をしてきましたが、また違う形で新しい企画に関われて嬉しいです。廃校をテーマにしたドラマというのは、これまでもよくあったテーマだと思うので、そこの既視感をどう突破しようかというプレッシャーもありましたが、初めての皆さんとのお仕事で色々な刺激を受けました。
古屋:軍司さんとはプライベートで一緒にフォトウォークしたりすることもあって、仲良くさせていただいているのですが、橋本さんとも今回初めてご一緒して、僕もその作品作りの姿勢に刺激を受けましたし、完成した作品もとても素敵でした。
軍司:呂敏さんのことは俳優さんというよりもフォトグラファーさんとして接しているので、こうしてカメラをテーマにした作品でご一緒出来て嬉しかったです。今回のストーリーも、キャラクターをがっつり作るというよりプレーンな状態も映す感覚がありました。呂敏さんがカメラを触り始めた頃も、もしかしたらこんな感じだったんじゃないかな?と考えながら、カメラを手にした時の楽しさが自然にリアルに表現出来れば良いなと思いました。
橋本:呂敏さんってすごくカッコ良いので、カメラ片手に廃校を歩くとなった時に、キザになりすぎてしまうかなあという懸念もあって。でも、呂敏さんの持っている内面から出るお芝居の温かさがあって、自然なシーンが撮れたなと思います。
古屋:僕自身もあまり撮影ということを意識せずに、楽しませていただきました。一つだけ「久しぶりにカメラを触る」というキャラクターで、僕はカメラをよく触っているので、そこだけドキドキしました(笑)。
——古屋さんはカメラ好きなので、撮影中も使っている機材など興味津々だったのではないでしょうか。
古屋:「どういう風に映っているんだろう?」ということがとても楽しみな撮影でした。シネマカメラ「ZR」が発売されたばかりだったので、「うわ、いいな!」ってとてもテンションが上がりましたし、「これいいですね〜」ってずっと言っていました。現場に来てくださるニコンのスタッフさんたちも皆さんカメラをぶら下げていて、こんなにカメラ好きの人だらけの空間って幸せだなって。
軍司:僕も映像を撮りながら、スチールもたくさん撮っていて。
橋本:軍司さんによるメイキング写真いっぱいありますよね?見たいなあ。
古屋:本当見たいです。ぜひどこかにアップして欲しいですね。
「リアルが息づくドラマ」作品の見どころ
——ストーリー的にはどんな所に注目して欲しいですか?
古屋:1話、2話、3話と物語が変わっていくので、それぞれに共感してくれる方や新しい発見があるかなと思います。
軍司:それぞれの話を撮っている場所によっても、絵のトーンが少しずつ変わっていって。それぞれの表情があって良いなと撮影的にも感じていました。「写真を撮る」という意味や考え方を描いたストーリーが、脚本を読んだ時から素敵だなと思っていましたが、映像となった時によりグッとくるなと。
橋本:廃校の小学校での撮影で、呂敏さんと子供達のシーンがあるのですが、僕も呂敏さんもすごく気に入っているシーンです。企業の広告としてのドラマというだけではなく、子供達にとっても、その学校にとっても、もちろん僕たちにもドラマの価値みたいなものをのっけられたなと思うシーンになっていて。完全なフィクションではなくて、リアルもしっかり息づいているなと感じてもらえるシーンが2話、3話とたくさん出てくるので楽しんでいただきたいです。
古屋:今回の撮影で、橋本さんが「くたびれた呂敏も見たいんですよ」と言った言葉がすごく印象に残っていて。ドラマなどではキラキラしている役をやらせていただくことも多くて、それも楽しいのですが、もっと素の人間っぽく、壁にぶち当たるキャラクターも演じてみたいなと思っていたので。
橋本:主人公の理仁は社会人として働いているので、日常はもっと仕事が忙しかったり、上司にぺこぺこしている可能性がありますからね。
——先日、呂敏さん主演の映画『愛のごとく』も拝見しまして、夢破れた男を見事に演じていらっしゃいましたね。
古屋:観ていただいて嬉しいです。キラキラしているかと思ったら、悪い役も多いので、本作での理仁の様な爽やかなキャラクターは僕にとってご褒美の様なものです(笑)。
