床に脱ぎっぱなしの靴下、いつの間にか物置になっている健康器具。そんな生活感あふれる部屋の主と聞いて、誰を想像するだろうか。
正解は、あの国民的人形のリカちゃんである。
3月4日から新宿で開催されている展覧会『リカちゃんのON/OFF展』。キラキラしたイメージのリカちゃんにも、こんなオフの姿があったなんて……。
今回は開幕に先立ち、メディア向けの内覧会に招待いただいたので、ひと足先に見てきたが、いろんな意味でツッコミどころ満載だった。
・憧れのリカちゃんのOFF姿
2026年3月4日からLUMINE 0(NEWoMan新宿)で開催されている『リカちゃんのON/OFF展』。
このイベントは、リカちゃんの「ON」と「OFF」をテーマにした展覧会で、理想のおしゃれなリカちゃんだけでなく、どこか共感してしまうOFFの姿まで展示されているという。
オフの姿と言っても、リカちゃんだもん、結局ちゃんとしてるんでしょと思っていたが……。
入口から、ウェルカムリカちゃんとして、大きなリカちゃんの顔と小物が並んでお出迎え。
その先では、なぜリカちゃんが多くの人に愛され続けているのかを、骨格やパーソナルカラーの視点から専門家が分析。
説明通り、リカちゃんと同じポーズに挑戦してみたけど、どう見ても交通整理員。もしくは円陣を組む5秒前。
専門家よ……いろいろ教えておくれ。
・想像以上に作り込まれている展示
つづいて、展示のメインでもある「KISEKAE ON/OFF STYLES」へ。
職業、プライベート、恋愛の3テーマで、リカちゃんのリアルな日常の瞬間をジオラマで再現している。
左半分がON姿のリカちゃんで
右半分をのぞくと……
OFF姿のリカちゃんが登場。インフルエンサーの仕事をしたあとに、地元のスーパーで鍋の材料を買い込んでいるらしい。
ON姿のリカちゃんには、いろんな設定があり、OLだったり
美容師になっていたりと、まさにキラキラした憧れの存在という印象。
そして、この展示が全体的にとにかく細かい。家具や小物の配置、ストーリーまで、ひとつひとつがかなり作り込まれている。しかも、よく見ると伏線回収みたいな演出もある。
例えば、リカちゃんの家にある漫画が、ボーイフレンドの家にも置いてあって、彼から借りたんだろうなぁとか。
最初に見たときは気づかなかった要素が、別の展示を見ることで「あ、そういうことか」とつながる場面がたくさんあるので、ぜひじっくりと観察して、たくさん伏線回収してみてほしい。
