アプリリアのマルコ・ベッツェッキは、MotoGP日本GPで4位フィニッシュ。上々の結果となったが、スプリントレースでのクラッシュによる影響が尾を引いているという。
日本GPのスプリントレースでは、1周目のターン1でアクシデントが発生した。17番グリッドからいいスタートを切ったホルヘ・マルティン(アプリリア)が、ターン1でのブレーキングで止まりきれず転倒。他のライダーを巻き込んでしまったのだ。
そして、その転倒に巻き込まれたのがチームメイトのベッツェッキだった。クラッシュの結果、ふたりはリタイア。マルティンは鎖骨骨折により決勝を欠場したが、ベッツェッキは決勝に出場……4位フィニッシュと表彰台まであと一歩の位置でフィニッシュし、コンストラクターズチャンピオンシップにおけるKTMに対するリードを広げた。
しかしベッツェッキとしては、日本GP決勝ではスプリントレースのクラッシュの影響が残っており、かなり厳しい戦いになっていたようだ。
「いやぁ、かなりキツイよ」
レース後、ベッツェッキはそう語った。
「土曜のスプリントのあと、右足を痛めてしまっていてね。特に膝は既に怪我をしていた場所だったし、手や背中、首と様々な場所をクラッシュで痛めてしまった」
「一番キツかったのがふとももだ。出血だらけで、膝も酷かった。曲げるのがかなりキツかったんだよ」
「そういった感じで、今はベストな状態じゃない。でも次のインドネシアではできるだけいい状態で到着できるようにベストを尽くすよ」
今回はチームメイト同士のクラッシュになってしまったが、マルティンとベッツェッキは互いに話し合う時間を持つことができた。そして巻き込まれたベッツェッキはマルティンを恨んでいるわけではないと語った。
「ホルヘとの間で問題は起きていない」
「もちろん、あのミスは僕にとってはちょっと残念だった。スタート位置の差を見てもね。でも彼もすぐに気がついてくれていたし、僕達の間に問題はなかった」
「クラッシュしたあとは、すぐに様子を見に行ったんだ。僕は何も骨折とかは無いとすぐに分かったから。痛みはあったけど、全体としては問題なかった。でもホルヘは肩に手を当てたままで、様子を見に行ったらかなり痛がっていた」
「検査の後、彼が戻ってきて少し話をすることができたのは良かった。謝ってくれたけど、正直に言えば何も必要はなかったよ。大丈夫だったからね」

