イギリス人のエド・アンソニーはファッションデザイナーとして活躍する一方で、ペインティングアーティストとしての顔も持つ。歴史への造詣が深く、確かな知識に基づいて時代考証を経た作品を多数描いてきた。まるで、貴重なヴィンテージであるかのようにカスタムペインティングを施す。描くモチーフだけでなく、画材や色彩、さらには仕上げの加工まで、徹底的にこだわることで、過去と現代の区別をなきものとする奇才なのだ。
時代考証に基づくカスタムペインティング


各ジャンルの歴史に精通する研究熱心なエドが特に好んでいるのがUS NAVYのアイテム。名作であるG-1タイプのレザージャケットは、自分でカスタムペイントを施したもの。ただ描くだけでなく、エイジング加工まで、全て自作。まるで、遠い昔に存在したカスタムペイントジャケットのような佇まいを演出する。


かつて、アメリカ海軍の兵士がしていたように、自らのチョアジャケットに色彩豊かな、しかも年代を感じさせるカスタムペイントを施した。実在した空母の名前、艦載機、さらにはピンナップガールと、稀有なヴィンテージピースのように見せるのも彼の技量があるからこそ。