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メルセデスに明暗。ラッセルが大差トップもアントネッリが大クラッシュ。アストンはストロール走れず|F1オーストラリアGP FP3

メルセデスに明暗。ラッセルが大差トップもアントネッリが大クラッシュ。アストンはストロール走れず|F1オーストラリアGP FP3

F1開幕戦オーストラリアGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのは、メルセデスのジョージ・ラッセルだった。

 予選前最後のフリー走行となる60分間のFP3。各チーム、初日のフリー走行を経てアジャストしてきたマシンを試し、予選に備える重要な機会となる。

 直前に行なわれたF3のレースでのクラッシュの影響で、20分遅れでセッションがスタート。気温は21度、路面温度36度というコンディションだ。

 ピットレーン出口のシグナルがグリーンになると、待ちかねたようにアルピーヌのフランコ・コラピントがハードタイヤでコースイン。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソはミディアムタイヤ、フェラーリのルイス・ハミルトンはソフトタイヤで走り出した。

 セッション開始から9分ほどのところで、ウイリアムズのカルロス・サインツJr.にトラブル発生。ピットに戻ろうとしたサインツJr.だったが、ピットロード入口でマシンを停めてしまった。ステアリングホイールを一度取り外し再起動を試みたものの、結局サインツJr.はマシンを降りた。その間、バーチャル・セーフティカー(VSC)が出されていたが、その後赤旗に切り替わり、走行が中断された。

 この時点で、トップタイムはハミルトンの1分20秒572。2番手以下とは1.5秒以上離れており、サインツJr.含めて11台がまだタイムを記録していない状態だ。

 残り時間39分からセッション再開。このタイミングでまだコースインしていなかったマシンも一斉にピットを出た。しかし、アストンマーティンのランス・ストロールだけは走り出せず。チームはセッション前にパワーユニット関連の作業でマシンの組み立てが遅れていると発表したが、その影響がまだ続いていたようだ。

 セッション再開に合わせて新品のソフトタイヤを履くマシンも多く、予選を想定したアタックを実施。ここでメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが1分20秒324でトップに躍り出た。

 これを上回ったのがフェラーリの2台で、ハミルトンは1分20秒176までタイムを更新した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)やガブリエル・ボルトレト(アウディ)が全体ベストのセクターを記録したものの、トラフィックの影響か、エネルギーの使い方の違いなのか、ハミルトンのタイムに肉薄はできなかった。

 その後、地元のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が一度トップに立つも、ルクレールが再度タイムを更新。1分19秒827と、ピアストリを0.3秒以上上回るタイムを叩き出した。

 ほとんどのマシンがピットに戻る中、アウディのニコ・ヒュルケンベルグやラッセルが2セット目のソフトタイヤで再びコースインした。

 これに続いて各車続々とソフトタイヤでコースイン。セッション残り15分で予選シミュレーションを実施する構えだ。

 ラッセルがセクター1、セクター2で全体ベストを記録していたものの、チームメイトのアントネッリが大クラッシュを喫し、赤旗掲示。ターン2で挙動を乱し、リヤからバリアに激突。ドライバーは無事だったものの、大ダメージをマシンに負ってしまった。

 赤旗掲示の後、残り時間4分でセッション再開。アルピーヌやレーシングブルズ、ハースといったソフトタイヤでのタイム計測がないマシンも含め、一気にコースになだれ込んだ。

 混乱した状況の中でアタックをやり直したラッセルは1分19秒053を叩き出し、2番手に浮上したハミルトンに0.6秒の大差をつけてトップでセッションを終えた。

 ロングランでも圧倒的な安定感を見せたメルセデスだが、一発の速さでもライバルたちに差を見せつけた形だ。惜しむらくはアントネッリ。マシンのダメージは大きく、予選参加も危ぶまれるような状況だ。

 2番手、3番手にフェラーリ勢が並び、4番手は地元ピアストリ。その後ろにレッドブルの2台がつけたが、アイザック・ハジャーがフェルスタッペンを上回った。

 トップ8はメルセデスとフェラーリ、レッドブル、マクラーレンの4チームが占めたが、9番手はアウディのガブリエル・ボルトレト。週末を通して中団トップの位置につけている。

 セッション終盤の混乱もあって、特に中団チームの力関係がはっきりするのは予選まで待つ必要があるだろう。

 アストンマーティンのランス・ストロールは、エンジンの問題が疑われるとして、結局FP3を走れず。一方でアロンソはまともにセットアップ作業もできていないであろう状況でキャデラック勢を上回り18番手。金曜日までは、予選で107%ルールをクリアできず決勝出場資格を得られないのではないかとも懸念されたが、ひとまずその心配は遠ざかったように見える。

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