F1オーストラリアGPの予選Q1で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはターン1で不可解なスピンを喫し、そのままウォールにクラッシュした。マシンから降りたフェルスタッペンはメディカルセンターに行き、レントゲンによる検査を受けたが、骨折などはないことが確認されたようだ。
フェルスタッペンは予選Q1の最初のアタックラップに入ったところ、ターン1のブレーキングゾーンで突如コントロールを失ってスピン。マシンは高速でグラベルトラップを飛び越え、ウォールにクラッシュした。
フェルスタッペンは自力でマシンから降りたが、グローブを外して両手を振るような仕草が見られた。どうやら、クラッシュによって手に怪我を負ったのではないかと、心配していたようだ。
そのためフェルスタッペンは、メディカルセンターでレントゲンによる検査を受けた。その結果、骨折していないことは確認できたという。
「大丈夫だ。手が大丈夫かどうか、レントゲンを撮って確認しなければいけなかったが、骨折はなかった」
そうフェルスタッペンは語ったが、なぜああいうクラッシュが起きたのかは、その時点では分かっていないとも語った。
「ブレーキペダルを踏んだ時に、リヤが完全にロックしたんだ。F1マシンでは、とても奇妙なことだ」
「人生において、ああいう経験をしたことはないね」
今季のマシンは、パワーユニットで扱う電気エネルギーの量が増えたため、ブレーキング時にいかに多くの電気エネルギーを回生するかが非常に重要になっている。今回のフェルスタッペンのスピンは、回生量を増やした時特有の不具合のようにも見える。
それについて尋ねられたフェルスタッペンは、以前から語ってきたような新レギュレーションへの猛批判は避けつつも、次のように語った。
「まあわからないよね」
そうフェルスタッペンは言う。
「このスポーツとして、全体的に見直すべき点がたくさんあると思う。ああ……何て言えばいいかな」
なおフェルスタッペンは予選Q1ノータイム。しかしアストンマーティンのランス・ストロールとウイリアムズのカルロス・サインツJr.がコースインすることすらできなかったため、フェルスタッペンは20番グリッドからスタートすることになる予定だ。

