
「自分の価値を示さなきゃいけなかった」ブンデス初ゴールを決めた20歳日本人FW、残留争いに覚悟「来季も1部で戦うために、結果を残さないと…」【現地発】
ブンデスリーガ第24節、ヴォルフスブルクはホームでシュツットガルトと対戦し、0-4で完敗した。降格圏となる17位に順位を落とすなど、チームは厳しい状況が続いているが、途中出場したFW塩貝健人は、試合後のミックスゾーンで前を向く言葉を口にした。
1月にオランダのNECから移籍してきた20歳がピッチに入ったのは後半開始から。ヴォルフスブルクはこの日、後半から5-3-2のシステムを採用し、塩貝は前線の一角としてプレーした。交代で入る直前には、ベンチでコーチと細かく戦術確認も行っていたという。
「やったことのないフォーメーションで、サイドが空いていて、相手のサイドバックにボールを持たれてしまっていた。監督からは中央を閉じるように言われていましたけど、そこが難しかったです。最後の方は対応できてきましたけど、チームとして全然うまくいっていなかった。勝つためにチームで共有していくことが大事かなと思います」
前半から相手に主導権を握られていたヴォルフスブルクは、後半も流れを変えられない。
それでも塩貝は、少ないチャンスの中でゴールを狙った。57分にはドリブルから迷わず右足を振り抜く。鋭いシュートだったが、GKにセーブされる。さらに終了間際にペナルティーエリア内から左足シュートに持ち込んだが、これもGK正面に飛んだ。
チームは直近のリーグ戦でも苦しい戦いが続き、残留争いの渦中にある。それでも塩貝は、自分が結果でチームを引き上げる覚悟を口にする。
「来シーズンも1部で戦うために、自分が結果を残さなければいけないと思っています。次は同じくらいのレベルのチームなので、絶対に勝たないといけない。本当にラストチャンスだと思っています」
前節のアウクスブルク戦では、ブンデスリーガ初ゴールを記録。結果を出したことで、自信も芽生えつつあるという。
「前節ゴールを決めて、少しずつ変わってくるところもあると思います。まずは一つ、二つと結果を積み重ねていくことが大事。ただ、今日の出来ではそんなことは言えないので、結果で示していきたいです」
この日は無得点に終わった。だが、視線はすでに次の試合へ向いている。
「点を取って自分の価値を示さなきゃいけなかった。でも次が大事だと思うので。ホームで点を取って、勝ちたいと思います」
残留争いの中で迎える次節。塩貝は、ストライカーとしてゴールでチームを救う覚悟を固めている。
取材・文●中野吉之伴
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